6月も後半、気づけば雨の日が多くていつの間にか梅雨入りしたんだなぁ、と感傷的になるなか、今回はネッツトヨタさんにて話題のSUVに試乗させて頂きました!😃
今回はトヨタ、RAV4!
新型が出たということで話題になっているトヨタ、RAV4。
何だか聴いた話では今かなり話題に、かつ売れているらしく、今注目の1台でもありますね!
早速色々書いて行きたいと思います!
ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なので気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが各項目については5段階で評価したいと思います😃
試乗車:RAV4
グレード:G>
なお、今回から目次なんぞを導入してみようかと思います😃
☆目次★
【車種紹介】
RAV4はトヨタ自動車が作る、最近のジャンルで言うところのクロスオーバーSUVです。
初代のRAV4は90年代のSUVブームの時に登場した、コンパクトなSUVだったかと記憶してますが、それが成長し続けてこんなに立派に。大きくなったわねぇ(;A´▽`A(笑)
記憶では確か初代はCMを元SMAPの木村拓哉さんがやっていたかと。😃
初代は3ドアと5ドアの仕様があり、そのコンパクトさもあって今のSUVブームの先駆けにもなりましたね。
2代目は初代の面影を残しつつ、少し大きくなって、その流れが今も続いています。
日本では3代目までが発売された後、少し空白期間があって今回から復活、みたいな感じなのですが、
アメリカの方では4代目が存在していたらしく、モデルで数えると5代目にあたるようです。
-グレード展開-
グレードは
大別すると2.0リッターのガソリン仕様とトヨタさんお得意のハイブリッド仕様(こちらは2.5リッター)の2種類です。
それぞれまとめるとこんな感じです。
〈2.0リッター ガソリン仕様 税込価格〉
・G 4WD仕様 320.2万円
・G Z package 4WD仕様 334.8万円
・Adventure 4WD仕様 313.7万円
・X 4WD仕様 283.5万円
・X FF仕様 260.8万円
ベースグレードのXのみ駆動を2駆か4駆かを選択出来ます。
4WDの仕様ですがフルタイムではなくパートタイムの4WDだそうです。
Adventureはよりアクティブというか、オフロード的な扱いに適した仕様。
Gは内装が少し高級になり、Zパッケージはさらに上質を目指した最高グレードですね。
〈2.5リッター ハイブリッド仕様 税込価格〉
・HYBRID G E-Four仕様 381.7万円
・HYBRID X E-Four仕様 345万円
・HYBRID X FF仕様 320.2万円
ハイブリッド仕様はグレード展開もシンプルですね😃
E-Fourというのは要は4WDなんですが、カタログの説明を見る限りでは電子制御でFFから4WDへの切り替えをスムーズに行うというものみたいですね☺️
【簡易主要諸元】
◆寸法
全長:4,600mm
全幅:1,855mm
全高:1,685mm
車両重量:1,590~1,690kg
※グレードがadventurerの場合は全長と全幅が+10mm
◆エンジン
[ガソリン]
燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:55L
総排気量:1,986cc
最高出力:171ps / 6,600 r.p.m.
最大トルク:21.1kgf / 4,800 r.p.m.
[ハイブリッド]
<エンジン>
燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:55L
総排気量:2,487cc
最高出力:178ps / 5,700 r.p.m.
最大トルク:22.5kgf / 3,600~5,200 r.p.m.
<モーター>
フロントモーター
最高出力:120ps
最大トルク:20.6kgf
リアモーター
最高出力:54ps
最大トルク:12.3kgf
◆サスペンション
[フロント]
[リア]
◆ブレーキ
[フロント/リア]
ベンチレーテッドディスク / ディスク
所感としては寸法で見るとそこまで大きくはないのかな、といった印象。
ガソリン仕様とハイブリッドとでエンジンの排気量が異なる為、パワーにも差が出ていますが、どちらかというと排気量増によるトルクのアップがポイントになっているように思います。
ハイブリッドはモーターの援助もあるからそこまでパワー必要か?🤔と思うとこもありますが、そこにはやはりハイブリッドの方を推していきたいという想いもある気がしますね。
以外にもサスペンションはリアがダブルウィッシュボーン式なこと。
スポーツモデルなどに多い形式のサスペンションですが、形状からしてスペースを取ってしまうのも事実であり、ラゲッジスペースなどに影響がないかなども気になるところです😃
◆ エクステリア
評価(★★★★☆)
試乗車はアティチュードブラックマ
イカという黒でしたが、撮影したのは店内にあった展示車になります。
ふむ、まず全体の印象としては素直に大きくなったな、ですね。
実際に先代型と比べてもかなり大きくなったそうで、当たり前かもですが殆どが新設計ということもあり、メーカーさんの気合いが感じられます。
デザインの印象は個人的には
「これまでの
トヨタ車っぽくなくて、ダイナミックなデザインだし、いいなぁ🙂でも、
どことなくフォードっぽくない?😅」
という感じ(笑)😅
フロントの顔つき見て一番に思いましたw
フォードの最近のフィエスタ、フォーカス、マスタングみたいな顔つきだな、と。
ヘッドライトの形からそう思うのかな?🤔
トヨタのエンブレムをフォードに変えても違和感ない気がするんですが😅
まぁ、最近の自動車デザインはどれも複雑ですし、追求すれば似通ってくるものもあるのかもしれませんね。
また、こうしたことでもこれまでは都市型
SUVとして発展してきたように思う
RAV4ですが、今回の
新型はオフロードにもかなり気合い入れて作ってきたな、という感じがしました。
具体的にはフロントアンダーのアプローチアングル(カタログ記載値では18°)、車体中央のランプブレークオーバーアングル(カタログ記載値では17.5°)、リアアンダーのデパーチャーアングル(カタログ記載値では20.5°)と、かなり大きめに取っていること。
要するに
ボディアンダーのクリアランスを多く取っているということなんですが、
それだけ荒れ地や路面状況が悪い箇所でも難なく走れる、ということにも繋がります。
シャシーはラダーフレームではなくモノコックなので、それこそ人の大きさ位の岩がゴロゴロあるような、所謂
クロスカントリーコースを走る、とまでは行かなくとも、悪路走行も考慮した作りになっているな、と思いました。
空力的にもグリルから分割された空気をヘッドライト側やボンネット側、ボディ下部方面にうまく分散させて、特にヘッドライト方面の空気はボディサイドを通過してリアに向かうまでの流れを綺麗に整流しているな、というように思います。
フロントのフェンダーから1本のラインがリアまで一直線に通っているのですが、ここのラインをボディパネル折り目の頂点として、空力を意識した造形になっているんだなと感じました。
エンジンルームも拝見しました。
ガソリンエンジンの仕様でしたが大分隙間があって余裕もあり、冷却的な観点は問題なさそうですね😃
ストラットタワーとバルクヘッド間はレインフォースで繋がれているのが見えたので、フロントの剛性には注力していそうです。(勿論、この部所限りでの判断は難しいですが。)
ホイールサイズは展示車がGパッケージだったこともありますが、225/60R18。タイヤはオールシーズンタイヤではなく、通常のドライタイヤなのだそうです。
なお、グレードによってサイズとデザインが変わるため、詳細は各ディーラーにてご確認ください。
◆インテリア
評価(★★★★☆)
インテリアについては、最近の新型車は内装、インテリアを上質なものにする傾向が国内外問わず多いですが、このRAV4については高級感とか上質な印象は個人的には持ちませんでした。
それよりも
アクティブというか、オンロードオフロード問わずガンガン使ってください!みたいな雰囲気というか、どちらかというと機能性重視な印象でしたね😃
メーターパネルの視認性から行くと、
中央にスピードメーター、左にタコメーター(ハイブリッド仕様はモーターの力配分を示す表示。XとハイブリッドXはアナログな配置のスピードメーターとタコメーターになります)という配置で、
見やすさはグッド😉👍️✨
ステアリングスイッチも両手を離さずにディスプレイ切り替えやオーディオ操作が出来るのは良いのですが、もう少しデザイン拘って欲しいかな、といったところ。Gグレード以上とadventurerはステアリングヒーターが標準です。冬場はいいけど夏場は…😅あの暑い日にクルマ乗り込んでステアリング触ると、あちっ!😱ってなるのを防ぐためにも、冷やす機能もあるといいですよね(笑)😅
エアコンは左右独立温度調整可能なフルオートエアコン。
ハイブリッド車は人が乗ってない席側は空調を抑制するS-FLOWという機能があるそうです。これ、
恐らくは風向の設定なんだと思うのですが、
コンプレッサーレベルでパワー抑制してるなら燃費にも繋がるかもだし、凄いですよね。そのあたりどうなんだろう?聴けば良かった🤔
シートは
運転席と助手席はGグレード以上にはシートヒーターが標準、adventurerならシートベンチレーションも付いてさらに快適😃
装備はかなりの高級車レベルなのですが、雰囲気は高級じゃないのがやはり
RAV4なのかな。これで高級にすると
ハリアーとぶつかるというのもあるかもしれません。
電動シートもGグレード以上とadventurerには設定あります。メモリーシートはGグレードの系統のみです。
メーカーOP扱いですが、
センターコンソール麓にはスマートフォンなどを置くだけで充電🔋出来るワイヤレスの充電システムが選択出来ます。
これ、いまだに仕組みがわからん😅どういう理屈なんだろう???😅
ナビについては基本はオーディオレスのため、販
売店で購入して取り付けの形になります。
トヨタさんで推し進めてるT-CONNECTの機能があるナビも選択できますが、
金額的には15.5万~23万と少し高額な印象。
とはいえ、ネットワークを駆使した即座の地図更新やサポートセンターを利用した目的地設定、緊急時の対応など、メリットは多数ありますが自身で好みの社外ナビなどがある方は悩み所かもしれません。
ちなみに操作はタッチパネル対応ですが、手元に専用の操作スイッチがあってもいいのかな、と思ったのも事実です。手を伸ばすのも疲れますし。😅
ステアリングスイッチも対応するとのことですが、別途接続のケーブルは必要だそうです。
後部座席は
身長176センチの私でヘッドクリアランスは拳二個分、膝回りも同様に二個分確保出来ますので、このあたりは窮屈間は全くなし!しかも
サイドシルが低めで乗り降りがしやすいのも好印象でした😃
ラゲッジスペースはまず、
床に当たるデッキボードの高さを調節可能です。
上段に設定すれば下記写真の様に座席を倒してフルフラットにすることも可能です☺️
ちなみに先代型はワンタッチでラゲッジスペース側から座席を倒せましたが、今回はラゲッジスペース側からは座席のロックを外すだけになってしまったので、倒す際にはリアドアを開けて回り込んで操作の必要があります。これは少し残念です😣
ラゲッジスペースの寸法は以下になります。
最大幅:1,355mm
最小幅:1,000mm
奥行き(2名乗車時):1,880mm
奥行き(5名乗車時):1,015mm
高さ(デッキボード上段時):880mm
高さ(デッキボード下段時):935mm
容量(デッキボード上段時):542L
容量(デッキボード下段時):580L
ご参考までに☆🙂
◆安全装備
評価(★★★★☆)
ここはやはり最近のクルマですね!かなり充実しているな、という印象です。
標準で装備されてるものを列挙すると、
・プリクラッシュセーフティ
(歩行者[昼夜]、自転車[昼]、検知機能付衝突回避支援/ミリ波レーダー+単眼カメラ)
・斜線逸脱警報システム、トレーシングアシスト
・AT誤発進抑制制御
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
エアバッグについては運転席助手席、カーテンは標準運転席は膝回りのニーエアバッグと、運転席助手席はサイドも標準。ABSも標準。
安全装備にはやはり力を入れているように感じます。
一つ残念なのはフロントのカメラで、例えばT字路などで顔を出してフロント周囲を確認する、という装備設定がないこと。
このあたりはメーカーさんの考え方にも左右されるのかもしれませんが、
SUVなど車両下側がドライバーから見えにくい車種であればぜひ装備を望みたいところです。
◆ドライビングインプレ
評価(★★★★☆)
では注目の走りは?
試乗したのは2リッターのガソリン、NAモデルですが、見てみたいと思います!
試乗スタート。
エンジンスタートさせると静かにエンジン始動し、あまり振動もない。これは期待出来そう😃 ハイブリッドじゃなくこれですからね!
ステアリングを切りつつ道路へ。
段差を越えるときもトン、と軽く振動をいなす感じ。
ボディは結構しっかり作ってるな、という印象(^^)
直線でアクセルを3割程踏み込むと、
グゥゥォォオオオオオオオ!!
というようなガソリン車の気持ちいい音をさせながら加速!😃
ガソリンなのでディーゼルとは違い、やはり回転を上げてパワーを稼ぐ感じですが、このサイズで2リッターエンジンの感じとしては立派!
トルクの不足も感じず、気持ちいいのですが、走ってて少しずつわかってきたのは、
ということ。
前述のように日本では一時販売を中断していた中でも
アメリカでは販売してたわけで、そのモデルチェンジと言えなくないのですが、
きびきびとした走りというよりはユッタリとした乗り味です。
ステアリングの遊びが大きい、というわけではないのですが、切ってからのレスポンスが少しゆったりした感じです。
リアはその動きに付いてくる感じで、フロントの入りがゆったりした感じなのでリアもあわせてゆったりまったり、という印象。
なんだろう、フロントよりリアの剛性の方が高いように感じなくもないですね。
のんびり走るのに向いてるかな、という感じです。
ただ、
SUVに時折見られる、足がフワフワ柔らかい、といった印象はありませんでした😃普通に車高の低いクルマと同じサスペンションの感覚。
ブレーキをしても前が沈みすぎるなどの現象はなく、リアの接地感覚もあります。
ブレーキはただ、好みもあると思いますが個人的には初期制動がもう少し欲しかったです。少し注意深く踏み込まないと効かないかな?という印象です。
ハイブリッド仕様になるとまた印象は変わるかもしれませんが…そちらもぜひ乗ってみたいですね!
◆総評
個人的評価ですが、 100点満点中87点。 (ノ´∀`*)
全体的にはとても良くまとまってる優秀な子だと思いました😃
トヨタさんのクルマってこれまでの印象として、ステアリング切る感覚で、
ステアリングとタイヤに伝わるまての間に変なクッションがあるような感覚があったんですが、
これはそれを感じませんでしたし、乗り味も好みかは別として好印象でした。
ユーティリティも申し分ないくらい充実もしてますし、特に章立てて今回は触れてませんが駆動方式もかなりレベル高いものになってそうです。(体験、体感してないので強く言えないのが弱いところですが)
ちなみにそれに関連してですが、駆動制御スイッチが左腕をアームレストに置いたときに自然に指の辺りにスイッチが来るのはよく配慮されてるなと思いました。コンソール全体の高さが高めなので扱いもしやすかったんです。インプレで書き忘れましたが(笑)
いいなー、と思う反面フロントのカメラの件とかブレーキの制動の件(好みも関係はしますが)など、もう少し!なとこがあったのも事実です😅
ハイブリッドの仕様ともぜひ乗り比べしてみたいなと思いました😃
そちらについてはまた試乗したらインプレッション書きます☺️
とにもかくにも、検討している方にはオススメ出来るかと思います☺️
外観についてはアクセサリーも充実してるので自分の好きなようにカスタマイズできるのもポイントですね。
ただ、
強いて言うなら高級SUV的な要素を求めると少し方向はズレるかな、という気はします。むしろ
adventurerのグレードに代表されるように、アウトドア的な使い方を想定している、でもランドクルーザーだとデカ過ぎるし、そんな荒れ地も走らない、友達や家族などみんなでキャンプや河原で遊んだりしたい、みたいな使い方がベストかと思いますね☺️
ぜひ、気になった方はディーラーで試乗することをオススメします!
以上、インプレでしたー( *´艸`)
※あくまで主観的評価となります。