7月に入りましたね、まだまだ雨が多く、先日は台風なんかも来たり。
そんな中、今日はレクサスさんにてマイナーチェンジが行われたRCに試乗させて頂きました😃
丁度1年くらい前にマイナーチェンジ前のRCには乗せて頂いていまして、そのときとどう変わったのかなと気になっていました。
丁度1年くらい前にマイナーチェンジ前のRCには乗せて頂いていまして、そのときとどう変わったのかなと気になっていました。
前回のRCの試乗記は以下をご覧ください✨
前回と比べて、変わったところなどをご紹介出来たらと思います。
早速色々書いて行きたいと思います!
ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なので気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが各項目については5段階で評価したいと思います😃
試乗車:RC
グレード:RC300 Fスポーツ
☆目次★
- 【車種紹介】
- 【グレード展開】
- 【簡易主要諸元】
- ◆ エクステリア
- 評価:(★★★★★)
- ◆ インテリア
- 評価:(★★★★☆)
- ◆安全装備
- 評価:(★★★★☆)
- ◆ドライビングインプレ
- 評価:(★★★★★)
- ◆総評
【車種紹介】
レクサスのクーペとしては起源を辿ると、ソアラをレクサス仕様にしたSCがルーツとなっています。
そのため、コンセプトとしてもラグジュアリーな高級スポーツクーペとなっており、 他のレクサスのラインナップ車と比べても特にデザイン面に拘ったクルマだそうです。
【グレード展開】
このRC、レクサスのスポーツイメージを牽引する役割も担っており、グレード展開的にもFスポーツというレクサススポーツブランドの代名詞とも言えるFの文字を関した仕様が設定されています。
その体系としては頂点にレクサスLFAがあり、次に同じくFの名前を冠したISF、RCF、その下にレクサス各車に設定されたFスポーツの仕様があります。
グレードは大別すると2.0リッターのガソリン仕様と2.5リッターのハイブリッド仕様、3.5リッターのガソリン仕様の3種類です。
それぞれまとめるとこんな感じです。
※下記のグレードとは別にRCFがありますが、今回除きます。
〈RC300 (2.0リッター ガソリン仕様)税込価格〉
・RC300 556万円
・RC300 version L 603万円
・RC300 F SPORT 608万円
〈RC300h (2.5リッター ハイブリッド仕様)税込価格〉
・RC300h 600万円
・RC300h version L 647万円
・RC300h F SPORT 652万円
〈RC350 (3.5リッター ガソリン仕様)税込価格〉
・RC350 636万円
・RC350 version L 683万円
・RC350 F SPORT 707万円
それぞれのグレードの違いとしてはあまり多くはないですが、例えばグレードによっては一部外装色が選べないとか、ハイブリッド系ならオプションのパフォーマンスダンパーやトルセンLSDが選択制出来ない、などの組合せがあるようです。
詳しくは各ディーラーにお問い合わせください。
【簡易主要諸元】
◆寸法・重量
全長:4,700mm
全幅:1,840mm
全高:1,395mm
ホイールベース:2,730mm
車両重量:1,680~1,740kg
◆エンジン
RC300
[ガソリン]
燃料:無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量:66L
総排気量:1,998cc
ボアxストローク:86 x 86
最高出力:245ps / 5,800 r.p.m.
最大トルク:35.7kgf / 1,650~4,400 r.p.m.
RC300h
[ハイブリッド]
<エンジン>
種類:直列4気筒エンジン
燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:66L
総排気量:2,493cc
ボアxストローク:90 x 98
最高出力:178ps / 6,000 r.p.m.
最大トルク:22.5kgf / 4,200~4,800 r.p.m.
<モーター>
最高出力:143ps
最大トルク:30.6kgf
RC350
[ガソリン]
種類:V型6気筒エンジン
燃料:無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量:66L
総排気量:3,456cc
ボアxストローク:94 x 83
最高出力:318ps / 6,600 r.p.m.
最大トルク:38.7kgf / 4,800 r.p.m.
◆サスペンション
[フロント]
[リア]
◆ブレーキ
[フロント/リア]
ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
◆所感
所感としては寸法で見ると大きくは感じませんが、実車を見るとそのデザインのダイナミックさのせいか、ローワイドな形のせいか、かなり実寸以上に大きく感じます。
ガソリン仕様とハイブリッドとでエンジンの排気量が異なり、またハイブリッドの方が排気量が大きいのは注意すべきポイントかもしれません。
ハイブリッドを選ぶ方って恐らくは燃費重視且つ経済性重視の方が多いと思いますが、自動車税的には年間で5,000円弱、ハイブリッドの方が高い(RC300とRC300hで比較した場合)、という点は抑えておいてもいいかも。
車両本体価格も含めたトータルで見ると意外とハイブリッドの方が高い?🤔的なことも発生しかねませんしね。
ちなみに燃料タンク容量が66リッターとのことですが、現在自分が乗ってるクルマで65リッタータンクのハイオク仕様車なのですが、それでいくと給油のランプ点いてからフルに給油するとRC300とかなら一回あたり9,000円もあればイケるかと。(ハイオクガソリン、リッター140~150円くらいの場合の計算)
◆ エクステリア
評価:(★★★★★)
試乗車はラディアントレッドコントラストレイヤリング、という赤で、カタログの表紙にも採用された色なのですが、マイチェン後のイメージカラーなのかな?印象としてはとても深みのある赤で、試乗当日は曇りがかった天気でしたが、むしろそのような天気だったからかより一層鮮明且つ鮮やかに見えましたね☺️
個人的には前回の青色イチオシなんですけどね。これもこれでいいです☺️
前回も感じましたがその佇まいはやはり素敵。国産車でここまでの雰囲気を醸し出せるのは今のところレクサス車とマツダ車だけなのでは?なんて思います。
前回も感じましたがその佇まいはやはり素敵。国産車でここまでの雰囲気を醸し出せるのは今のところレクサス車とマツダ車だけなのでは?なんて思います。
京都の竹林の小道とかに停めても最高に絵になりそうです☺️
デザインの細かいところなんかは前回のインプレッションを読んで頂くとして、今回のマイチェンで一番変わったのは何と言っても顔つき。
ヘッドライト周辺のデザインが変わりましたよね😃
個人的にはマイチェン前の顔つきの方が好みでしたが、今回のはマイチェン前のヘッドライト下にあった…(何と言えば伝わりやすいだろう、“くま”でもないし…ナ○キのマークみたいな)切り欠け状のランプって言えばいいかな?が、 ヘッドランプと一体型となったのが一番の変化でしょうか。
なお、このヘッドランプは通常はフルLEDのランプなのがメーカーオプションで三眼のLEDに変更が可能です。
それ以外の変更としてはドアミラーがメッキで飾り付けられるようになったとかですかね。基本のデザイン、シルエットが美しいと思うのでそこまで変える必要もなかったのかもしれません。もしくはお金の都合?😅
リアゲートは今回ラゲッジスペースの寸法を測りましたが、横は一番長い箇所で150センチ、縦は後部座席バックレストの縁から端まででおよそ105センチ。
それ以外の変更としてはドアミラーがメッキで飾り付けられるようになったとかですかね。基本のデザイン、シルエットが美しいと思うのでそこまで変える必要もなかったのかもしれません。もしくはお金の都合?😅
リアゲートは今回ラゲッジスペースの寸法を測りましたが、横は一番長い箇所で150センチ、縦は後部座席バックレストの縁から端まででおよそ105センチ。
旅行鞄くらいなら問題なさそうです。
また、このタイプのクーペで後部座席を倒せるのもポイント。使い勝手も考えてます。
ですが、ハッチタイプではなくノッチタイプの開口部のため、少し潜り込みながら荷物の出し入れをする感じかも。まぁクーペだからこのあたりは許容出来るか否か、でしょうか。
電動のオープナーやキッキングで開く機構などはありません。バックカメラは標準装備だそうですが、センサーはオプションだそうです。
ちなみにフロント側のカメラは設定ありません。
エンジンルームは拝見しましたが、カメラ不調で写真なくてすみません😣
試乗車が直列4気筒のため、エンジンルームはかなり余裕があります。V6モデルだと丁度空間を埋めるくらいになりそうな余白?の感覚。
(余談ですがこの4気筒エンジンはYAMAHA製です😊)
エンジン本体はかなりバルクヘッド側に寄せられており、バランスに注力しているのがわかりました。
少し驚いたのはストラットタワーとバルクヘッド間が意外と空間があること。
このあたり、ハンドリングにどう影響するかも気になりますね☺️
◆ インテリア
評価:(★★★★☆)
※カメラ不調により今回、インテリアの写真はありません。ごめんなさい。
インテリアはあまり前回と比べて変化はなく。ただ、マイチェン前はインパネが艶消しのブラックみたいな感じだったのが黒の木目調のようなパネルになり、高級感が一段増したような感じに😃
色や質感を統一することで落ち着いた印象になっているのはマイチェン前と同じです。
その他変更点としてはレザーシートの配色が変わったようです。
以前は内装色はシート色が4色あり、ブラック、トパーズブラウン(黄土色みたいな色)、ムーンストーン(ミント系の薄いブルー)、クローブ(少し位黄色のような。ラクダ色?w)だったのが、Fスポーツはホワイト、ブラック、フレアレッドの3色以外に黒ベースのシートにアクセントでシート両脇が黄色になったアクセントマスタードイエローが加わり、version Lならブラック、ダークローズ、オーカー、クローブという展開に。
グレードによって選べるシート色が異なるのでご注意下さい。
◆安全装備
評価:(★★★★☆)
前回と同じく、ではあるのですが…
カタログ情報ベースではありますが、マイチェン前は標準だったブラインドスポットモニタリングのシステムがメーカーオプションの扱いに変わったようです。
うーん、これは標準にしてたよかったのでは、とも思いますが😅
あとは残念なのはフロントのカメラで、例えばT字路などで顔を出してフロント周囲を確認する、という装備設定がない。
安全に対する意識や考え方の違いかもしれませんが、あって越したことはないような。
営業さんの説明では、その装備をいらない、好まない方もいる、とのことですが。そりゃ当たり前で、個人的にはそれならオンオフのスイッチ一つあればいいのでは?という気も。
それで本体が高くなる、というのならさらに本末転倒な気がしなくもないなぁ🤔
と思いました。
◆ドライビングインプレ
評価:(★★★★★)
注目の走りは?
今回は、前回あまり試せなかったスポーツモードを中心に試乗してみました。
エンジンを指導させると、ハイブリッドモデル程ではないにしても本当に静か。
消音材とかも注力したんだろうな、という印象です。
内装が以前より質感が上がっている為、とてもいいクルマに乗っている、という感覚は凄くありますね。
ゆっくりと駐車場から公道へ。
足回りのセットはもしかするとフロントの方がリアより柔らか目?なのかも。
ボディの剛性バランスをリアに合わせてるのかな?不満を感じるレベルでは全くないですが、のって見た印象として、低速でそんな風に思いました。
走ってみると…うん、やっぱりいいね!😊
加速するのも少しのアクセル操作でしっかり応答するし、減速時もリアタイヤが路面のグリップを離すことなくピターッと止まる。
少なくとも外観や内装の好みはあれど、走りの質という点で一般公道使用において、これ以上のモノを求めるのはかなり大変なのでは?というくらいの出来だと思います。
途中でスポーツモード(スポーツS/スポーツS+とありますがここでは後者の方です)に切替。
お!🙂と思うほどしっかりと変わった感覚を実感したのはまずはエンジンの出力特性。
よりアクセルレスポンスが敏感になりました。
ノーマルモード時と同じ踏力で踏んでも、よりググッとパワーが出てくる感じです😃
あと思ったのはエンジン音がいい!☺️
何と言うか、スポーツマインドを掻き立てると言いますか、クルマ好きの方ならわかると思うんですが、気持ちのいいエグゾーストノートです☺️さすがは楽器も多く作ってるYAMAHA製エンジン!ですかね。
今回のマイナーチェンジで前回と比べ、エンジンやサスペンション方面は特に変更はされてない、とのことだったので、ある意味前回スポーツモード試してなかったから比較が出来たかもしれません☺️
かなり候補としても考えたい一台ですね☺️
◆総評
個人的評価ですが、100点満点中94点、かな(^^)
前回よりちょっとアップです(笑)
欧州プレミアムブランドと比べても遜色ないレベルのものは持っていると思いますし、走りの質も高いと思います。
細かい点で何点かやはり、うーん😅はありますが。
後部座席、カップホルダーがないのは少しいただけない…前回は気づきませんでしたが…。
また、これは前回も書きましたが、パーキングブレーキ!!
何故パーキングブレーキが足踏み式なんだ。
このクラスなら電動でいいと思いますし、ちょっと興醒めします。
価格についてはやはり少し高いかな、感はありますが、このクラスなら認定の中古車を選ぶのもありでしょう。
サポートのレベルも変わりませんし、品質もいいものが揃います。難点は完全にオーダー制ではないから自分の好みに合うものがあるかどうかですかね。
そこに拘らないのであればこれはありでしょう。😃欧州プレミアム車と比べても壊れにくい、というよりそこは国産車ですから、信頼性も高いですし。おすすめですね☺️
以上、インプレでした☆