こんにちは☆sazabinです(*'▽')
前回から更新がかなり開いてしまい、すみませんm(_ _)m
というのも、タイトル通り、暫くの間愛車メルセデスが入院してた状況でして。
今日はその一連の流れと代車で借りたクルマについても少し書こうかな、と思います。
突然の愛車故障!
事の発端は先月、2/26…
はい、ではそもそも何があったのか…?
事の発端は先月末。確定申告のために税務署へ行く途中、お気に入りのお弁当屋さんで買い物してから行こうと停車、エンジンを止めました。
買い物終えて戻って、エンジンを始動させると…
…チェックエンジンランプ点灯。(;´Д`)
気づいたのは比較的すぐだったと思います。メーターパネル内に普段見かけないやつがいるんですからw
この時同時に異変として感じたのは、以下の症状でした。
・エンジン掛ける時にクランキングが3〜4秒あってから掛かる
・体感的にエンジンのパワーが出ない感じ
・アイドリングストップ機能が使えなくなった
また、関連してここ数週間、エンジンを掛けた際に瞬間的にディーゼルエンジンのようなガラガラ音がして気にはなっていたのですが…
その日はディーラーが休みだったこと、システムエラーの可能性もあるかと思い翌日に週末の入庫を予約しました。
その間に何度かエンジンを掛け直しても症状も変わらずランプもついたままでいよいよディーラーで診断してもらうことになりました。
ディ―ラーでエラーの診断機に掛けるとなんと…!
とはいえ、とはいえですよ。
以前こちらのブログでも書いたように、RX-8のソレノイドバルブ故障の時もチェックエンジンランプは点灯して、幸いにも緊急性は低かったわけです。
その時のブログはこちらを参照ください☆
sazabinさんもいくらチェックエンジンランプ点いたからとしてそんなのはもはや慣れっこ( ̄▽ ̄)ムフー エンジン掛かってからのアイドリングは安定しているからプラグやコイル系ではないし、恐らくは吸気部のセンサー故障か異常、もしくはO2センサーあたりかな、位に思ってたんです。O2センサーだと少し費用孕みそうだな、どうしようかな、位に。
まぁ自分で考えてもやはり見て貰わないと正確な所はわからないので、ディーラーで診断機に掛けてもらいました。その結果は…
ディーラーのフロントさん
「エンジン内部のインテークカムシャフトとクランクシャフトの同期が取れてないエラーが出てます。エンジンを開けなければこれ以上の判断が出来ず、開けるだけでも30万程費用が掛かりますが…どうなされますか?(;'∀')」
…( ̄▽ ̄ )
…は?(;・∀・)
あんだって?カムシャフトとクランクシャフト同期が取れてない、だと…?
sazabin
「え、センサー系の故障とかではなくてですか…?」
ディーラーのフロントさん
「はい、クランキングが長いのは車体のコンピュータ側で同期の確認を取っている状況かと思われます。sazabin様が仰っていた、ここしばらくでエンジン始動時にディーゼルエンジンの様な音がしていた、ということから見ても確定ではなくともほぼほぼ間違いないと思われます。」
一瞬の沈黙…そして嫌な予感。
sazabin
「あの、それって今後またエンジン掛けるときにもうかからなくなる可能性もあるってことですか…?(*_*; 最悪、バルブクラッシュとかした場合には…!」
ディーラーのフロントさん
「はい、そういうこともあり得ます。シャフトの同期が取れていないので、なるべく早急に修理をした方が良いかと思われます。」
えーーーーー!!!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!
これはえらいこっちゃ!久々の重症だぁ!(;´Д`)
つまり、今ってどういう状況なの?
メカ的な部分なので複雑ではあるのですが、簡単に説明しますと…
以下、4サイクルのガソリンエンジンとして画像あったのでこちらで。直列4気筒で基本構造はどの車も直列エンジンならおおよそ同じです。OHC形式のもので説明しますと…
画像引用:
ガソリンエンジンの場合、基本はガソリンと空気の混合気を作ってシリンダー内に送り込み、ピストンで圧縮、スパークプラグで着火して爆発、ピストンからコネクションロッドを通じてクランクシャフトに回転の動きが伝わる、というものなのですが。
こちらの画像の方が分かり易いかも?HONDAとありますがそこはお気になさらずw
画像引用:
重要なのは、ピストンがシリンダー内で空気を圧縮する際、上部に排気と吸気を行うバルブ(弁)があります。この弁は下のクランクシャフトの回転をベルトまたはチェーンから伝わった力でカムシャフトというシャフトをグルグル回して、水滴の様な形のカムがバルブを押し出す⇒スプリングでバルブが戻る、という動きをします。
画像引用:
このカムシャフトとクランクシャフトは前述写真の通り、タイミングベルト、またはタイミングチェーンという部品で同期を取っており、それによってピストンが下に下がるときにバルブが開く、ピストンが圧縮して上にある時はバルブを閉じる、という動きを行うことが出来ます。
画像引用:
画像ばかりですみません。m(_ _)m
以上のことから、クランクシャフトとカムシャフトの同期が取れてない、ということはどういうことか。現在はなんとかコンピューターでそのいい感じのところを探って調整してくれているのが、何かの拍子にそれが狂うと、最悪バルブとピストンが衝突するなんてこともあり得ます。(それが前述のバルブクラッシュです)
これが発生すると車種にもよれど恐らく修理額は80万以上…さらにはそれが原因等でエンジンのシリンダー内壁に穴が開くなどすれば簡単に100万位吹き飛びかねないという状況…
それが愛車の状態でした。(@_@。
一旦ディーラーでチェックエンジンの表示を消してはもらったものの、症状が治るわけではないのでまたすぐ点灯。。。
一旦は販売店に相談して購入時の保証範疇になるかを確認することとなりました。
即日連絡して、販売店に車両を持ち込んだのでした。
代車は3代目のプリウス☆
急遽持ち込むことになったことで大慌てで代車も何とか用意してもらえました。感謝感謝☆(^人^)
お借りしたのは3代目のZVW30型のプリウスでした☆
私としては何とガッツリハイブリッド車を体験するのは初めて☆
11万キロ走った個体でしたがメンテはキチンとされているのか特にガタツキもなく色々試せました。
ここからは完全に個人的に感じたことを書きしたためますが、ハイブリッド、やはり燃費はいいですね。乗ってて燃費だけのつまらない車かと思ったらPowerモードに入れるとそこそこの加速もしてくれますし、燃料もレギュラーだしで経済的です。
昨今、BEVの時代と騒がれてますが、リッター当たり20km以上も走るならこれで良くない?と真面目に考えてしまいました。電気だとまだバッテリーの問題、航続距離や使用後の処理の問題も解決してないし、急速充電しようにもガソリンの給油時間程じゃないし…まだまだ内燃機関、ハイブリッドには未来があるのではないかと思いましたね。最近は輸入車でもハイブリッドモデル多いですが( ̄▽ ̄)
一方、残念に思った点もちらほら。
内装の質感はまぁ仕方ないとしても、とにかくハンドルが切れないクルマという印象でした。FFだから?普段メルセデスのFRで慣れてるから?もあるかもですがフロントに荷重を掛けた時と掛けてなくて曲がるときとでハンドルを90°切るか、一回転半させるかの差が出るのはどうなの?と…速度感応式ステアなのかなぁ?それとも乗った代車がたまたまそういうモデルだった?のかわかりませんが…その為駐車も非常に苦労しました。
また、数年前にプリウス暴走の事故なども話題にあがりましたが、あれについて、根本はドライバーの操作ミスという点には個人的にも同意します。が、シフトの表示や仕組み?にも問題ある様に思いました。
画像引用:
画像の通り、シフトを前に倒すとリバース、後ろに倒すと前進なんですよね。
実際私も一度間違えたのですが、前進しようと思って前に進むからレバーを前に、みたいなことを駐車場でやらかしました。
しかもシフトが電子式なのか、簡単にパタン、と入ってしまうので特に抵抗もなく。
メルセデスが昔採用していたジグザグ形状のシフトならまだそういうミスは少ないかもなのですが。高齢になって判断力落ちてくるとそういうミスも増えるだろうし、そのあたりも見越した設計も必要ではないか、と思いました。
無事に引き取り、お帰りメルちゃん!
愛称は暫定ですw
そんなわけで昨日、修理完了の連絡を受けて引き取りに行ってきたのでした。
途中、販売店からも何度か進捗の連絡は貰っていて、その中でエンジン内部の故障なので保証対象になるとの連絡も受けてたので一安心(;・∀・)=3
特別整備記録簿を見せてもらい、こんな感じでした。
実際、直接の故障個所はカムシャフトが吸気(インテーク)、排気(エギゾースト)とそれぞれあるうちのインテーク側カムシャフトに付属するアジャスターの故障だったそうです。アジャスターの名前の通り、調整、なのでクランクシャフトとの同期タイミングを計る部品ですね。こんな部品だそうです。
具体的にどこがどう壊れていたのかはわからないのですが、ギアの歯が欠けたとか、押さえつけるビスの部分が壊れたとか、そんなとこなんですかね。ギアの歯欠けはそれがズレれば引っかけているベルトやチェーンもズレるし、今回のトラブルとも関係しそうです。
今回の整備、実際に費用としては25万ほどのものなのだとか。…マジに保証効いてよかった…
部品代だけで約16万くらい、残りが工賃だそうです。
考えてみれば上記にエンジンルームの写真載せましたが、今回の該当箇所って写真の手前、エンジン前側に黒いパイプが2本通っているのが見えると思うのですが、その後ろ側当たり、エンジンの前面部とカムシャフト周りだからヘッド外してカバー外して周辺の補器類外して、って結構な大手術なハズなんですよね(;´Д`)
人間で言えば心臓周りの開胸手術みたいなもんですし。。。メルちゃん、頑張ったねぇ…(ノД`)・゜・。
メカニックの方にも販売店で担当して頂きましたSさんにも感謝感謝です。
この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
帰ってきて喜びもつかの間…
さて、無事に帰ってきた愛車ですが、喜びもつかの間、今度はこんな表示が…
どうやら預けている間に電池を消耗したのか、キーレスの電池残量が少なくなった様で。以下、備忘録として記載しておきます。
車載の取り扱い説明書で確認出来ました。
でもメルセデスの場合、というか自分の愛車の年式?だとなんと…
道具も使わず簡単に作業できるみたいです。早速交換作業へ。
無事交換完了☆
5分も掛からず出来ました。( ̄▽ ̄)
さてさて、今回色々バタバタで対応終わったわけですが、やはり改めて中古は保証付いてるかの確認は本当に大事だと思いましたね。
マジに今回は保証効くのかドキドキでした…
こういうトラブルあると愛車になお愛着も湧くのですけどね☆
今後も手入れしつつ楽しんでいこうと思います☆
最後は帰ってきた愛車の写真をば☆
久々の長文、お読みいただきありがとうございました☆