先日のDSに引き続き、同日ですが今度は三田にあるキャデラック/シボレーのディーラーにお邪魔させて頂きました☺️
ここでの狙いは、
アメリカンスポーツカーというと、誰もが真っ先に名前を思い浮かべるのはやっぱり何と言ってもシボレー・コルベットだと思いますが…次点でフォードのマスタング、最近だとダッヂ・バイパーとか(今らはSRTでしたっけ?)、一昔前ならポンティアック・トランザムとかファイアーバードとか。
まぁアメリカってスポーツカー文化がないようで、実は結構あったりするんですよね。
元々は第二次大戦終結時に、イギリスの方からMGだとかオースチン・ヒーレーだとかっていう、所謂2ドアオープンのライトウェイトスポーツカーをアメリカ兵が持ち帰ったのがきっかけで、純アメリカ産のスポーツカーを作ろうぜ!って出来たのが実はコルベットで…という流れがあるんですけども。
そんな中で、コルベットの弟分的に生まれたのがシボレー・カマロ。
(これが理解出来る方は相当なクルマニアだと思いますよ!(笑))
個人的には小さい頃に見ていた日曜日朝の特撮もので白いシボレーカマロが使用されており、カッコいいなぁと思いながら見てた記憶があります。何の番組かわかる方は恐らくは同世代でしょう(笑)
さて、そんな長い歴史も持ったカマロは今回6代目になるのだとか。
色々見ていきたいと思います☺️
スポーツカーは久しぶりですね、楽しみです!
早速インプレしてこうと思います☺️
ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なので気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが各項目については5段階で評価したいと思います😃
試乗車:シボレー・カマロ
グレード:LT RS
☆目次★
エクステリア(★★★★★)
試乗車は「リバーサイドブルーメタリック」という色で、今回カマロのイメージカラーなんだそうです☺️
カマロというと、先々代前かな?トランスフォーマーで使用された黄色のイメージがいまだに根強い気もしますが、今回は違うのだそう。ちなみに今回は黄色の設定はありません(笑)😅
黒、赤、白、グレー、青の5色で展開され、内装のシート配色が外装色との兼ね合いで決まります。
ちなみに3サイズ、ホイールベースは
全長:4,785mm
全幅:1,900mm
全高:1,345mm
ホイールベース:2,810mm
というサイズ。
長さはまぁ、これくらいのって比較的なくはないけど、何と言っても幅が!ほぼ2メートル😵さすがはアメリカンサイズ。
印象としては、先々代のカマロでデザインの方向が初代を意識した原点回帰の方向になり、その延長線上といった感じですね☺️
印象としては、先々代のカマロでデザインの方向が初代を意識した原点回帰の方向になり、その延長線上といった感じですね☺️
フロントからリアにかけては、フロントバンパー両端の抉り方があまりうまく整流出来ないようにも。もしかしたら穴を開けてボディ内側を通してるのかもしれませんね。
そして何と言ってもこの顔つき!😅
そして何と言ってもこの顔つき!😅
まさにオラオラ系ですよね。
最近は国産の某ミニバンでもオラオラ系の威圧感を与える顔つきになってきてますが、これはその比じゃない(笑)
これで煽られたら譲りますわね😅パワーでは間違いなく勝てませんし。
ちなみに馬力だけで言えばベース仕様のLT RSは2リッターの直列4気筒ターボで270馬力、最上位グレード(とは言っても、ベースとコンバーチブルというオープン仕様、最上位のSSの3つしかありませんが)のSSに至っては6.2リッターのV8で453馬力(😳!!)です。
勝ち目ないわな😅特にSSだと(笑)
ボディビルダーの二の腕くらいの太さのピストンが8つもドコドコ行ってるわけでしょ?(笑)
話戻しますね(笑)
フロントマスクは今回1度フェイスリフトしたらしく、新しい顔つきになったんだそうです😃
グリルが一杯まで広がることで迫力が出ていますね☺️
中央のシボレーマーク、ボウタイのマークは先代まではエンブレム的についてたのが、今回からはその部分は形だけで穴になったらしく、これだけでエンジンがよく冷えるようになったのだとか。
外観上の特徴の1つとして、これはまさにアメリカならではだなぁ😅と感じたのがウィンドーが全体的に低いこと。
まさにその影響と言いますか、純正状態でそんな感じ😅座席に座るとわかるんですけど、窓ガラス狭っ!!😳💦って感じます。
エンジンルームも拝見しました。
エンジンルームも拝見しました。
試乗車は4気筒仕様だったこともあり(というより、昔ながらのアメリカンマッスルカーのブランドからエコ的な仕様が用意されたこと自体が革命的かも(笑)😅)、エンジンルームにはまだまだ隙間というか余裕がありました。
というのも同じボディでV8エンジンも載せるのでその分隙間が空くわけですね。整備もしやすそうだし、エンジンもよく冷えそうだし、これはいいかも。恐らくはV8だとギッチギチになるんだろうなぁ😅だからボンネットに穴開けて熱逃がすんだもんね、多分(笑)😅
フレーム関連見てみると、最近のスポーツカー作りのトレンドなのかもですが、やはりバルクヘッド部分とストラットタワー上部はバーで連結されていて、剛性を高めていました。
このあたりはコルベットがニュルブルクリンクで最速タイム競ったりしてますから、そのノウハウが注入されているであろうことが推察されます。
アルミホイールサイズは245/40R20(😳!!)まぁデカイこと。タイヤも1本5万円くらいするでしょう、恐らくは…。ちなみにSSになるとリアタイヤは扁平率が35に変わるため、タイヤローテーション出来なくなります😅
アルミホイールサイズは245/40R20(😳!!)まぁデカイこと。タイヤも1本5万円くらいするでしょう、恐らくは…。ちなみにSSになるとリアタイヤは扁平率が35に変わるため、タイヤローテーション出来なくなります😅
バーンアウト(後輪のみ高速で回転させ、白煙を上げさせるテクニック)とかしたらあっという間にタイヤなくなりそうだな…😱💦
なお、ブレーキはこれまた世界的に名高いイタリアのBrembo社製のものが採用されています☺️フロント345mm、リア338mmのブレーキローターと4ピストンキャリパーで、これだけでも強烈なストッピングパワーを備えていることがわかります。
※上記はSS仕様。LT RSはフロントのみ。ブレーキローターも320mmとなる
リア周り、ラゲッジは開口部はかなり狭いです。理由としてはその分、リアのサスペンション上部周りをガッチリ補強してるからなんですが、中はかなり広いです。横は95センチ、縦は120センチくらいある上、後部座席はベンチみたくバタンと倒せるので倒せば長尺物も楽々😊まぁ高さは推してしかるべきというか、あまりないのですが。
リア周り、ラゲッジは開口部はかなり狭いです。理由としてはその分、リアのサスペンション上部周りをガッチリ補強してるからなんですが、中はかなり広いです。横は95センチ、縦は120センチくらいある上、後部座席はベンチみたくバタンと倒せるので倒せば長尺物も楽々😊まぁ高さは推してしかるべきというか、あまりないのですが。
でも、4人乗れるクーペでこのラゲッジは凄いですよ😃
なお、これもアメリカならではと思ったのがトランク開けたところにとあるレバーがありまして。
引っ張ると中からもトランクを開けられるんですね。
…うん、なるほど。アメリカのドラマや映画でよくトランクに閉じ込められるってアレですね😅
実際、レバーのアイコンも人がトランクから飛び出してるマークになってたのでこれは面白かった。本当にあるんですね、ああいう事態が。
その他、リアではマフラーがSSだと4本出し、LT RSでは2本出しになります。
インテリア(★★★☆☆)
今回1番「マジか!😱💦」となったのがここ。
何と左ハンドル仕様!しかも右ハンドルは設定そのものがないという!(笑)😭
ドライビングインプレのとこでここは詳しく書きます(笑)
2ドアクーペで4人乗りのせいか、かなりドアが大きめなので、開け閉めはかなり気を遣うと思います😱しかも蝶番の力が結構強くて、油断するとその力で開いてドアが自らガードレールや歩道のバーに突進してくのでご注意を(笑)😅
座ってみて、まず思ったのは…これは体格、体型にもよると思うのですが、私の場合は結構足が太い方なので余計なのかもなんですが、太ももの裏側にちょうど革シートのステッチが当たることになってしまい、色々座り直したり調整を試みたんですが無理でした。
新車だからなのかな、革が慣れてくれば少しはましになるかもしれませんが、少し痛かったですね、擦れるし…😔ここはちょっと残念。
恐らくはシートの形状が太もも脇で体を支えようとする形状なのだろうと推察しますが、それならお尻の当たりのホールド性上げればいいのに、と思いました。
また、座ってみると前述のチョップドスタイルのため、フロントウインドウの高さが低い!その為前が余計見えないんですね。特にフロントノーズが長い形状なので、慣れるまではかなり注意が必要かと思います。
インテリアは全体を黒の本皮で覆った高級感溢れるもの。所々の操作系やエアコン吹き出し口あたりにはメッキを使用して高級感を高めています。運転席というよりはコクピット、といった方がいいかもしれません。こういうの、男の子的には堪らないんですよねぇ😊
センターコンソールはディスプレイを備えた上、ジェットエンジンのようなエアコン吹き出し口がドドンと構えてます。面白いなと思ったのはエアコン吹き出し口周りのメッキの輪っか部分自体がエアコンの温度調節のダイヤルになってること。デザインと機能を併せ持ったいいアイデアだなと思いました☺️
が、ディスプレイがタッチパネルなのはやはり運転時の操作性としては疑問な上、別に操作系スイッチもあるのですが、室内がもともと前後左右に寸法が広いため、日本人体型だと若干操作系が遠く感じるかもしれません(笑)😅
手元である程度、オーディオの選局やボリュームはステアリング上でも弄れるんですが。配慮部分に少しばかり大味さを感じてしまうのがやはりアメリカたる処でしょうか😅
メーターパネルの視認性は上々🙂 (写真ではメーターパネル起動してなくてすみません;)
メーターパネルの視認性は上々🙂 (写真ではメーターパネル起動してなくてすみません;)
後方視認性も個人的には特に気になりませんでしたが、SSの仕様になるとリアスポイラーにカメラがついて、その映像をバックミラーに映すという形になるようです。
後部座席については…うーん、写真では広そうと思ったんだけどなぁ😅
後部座席については…うーん、写真では広そうと思ったんだけどなぁ😅
横幅と前後は問題ないと思います。そこは広いです。高さが致命的です(笑)😭
私は首を横にしないと座れない上、その状態ですら肩と頭が天井に当たりました。
なお、オプションのサンルーフ付けるとさらに低くなるとのことです(笑)😭
さらにさらに!
何でこんな設計にしたの!?😩と言いたくなったのが1つ!
2ドアクーペで4人乗りなので、後部座席に乗るときは当然前席を前に移動させるわけですが、視界に進路を遮る何かが。
何だ?🤔と思ったら何と前席のシートベルト!😱
シートベルトの根本が椅子側に固定されており、椅子を前にずらすと自然にベルトが後部座席への乗り込みを阻む、というわけです。
何じゃこりゃー!!ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ
立ち入り禁止の規制線か!🚧
営業所さんに聴くと、
「まぁ、こういうとこはアメリカなので」
とのこと。まぁ、確かにその理由で納得も出来ますが🤯どう見ても足に引っ掛かるし、下手すりゃ転ぶぞ…というか高さといい、後部座席に人が乗ること考慮してないだろ、絶対…(笑)😅
その分前席は快適ですけどね…。
こういうところは凄く拘り感じるのに何か細かい所が勿体無いなぁ☹️
安全装備(★★★★☆)
最近話題になっている装備についてはおおよそ標準で搭載されている印象ですね、すなわち…
・電動パーキングブレーキ
・ブラインドスポットモニター
・衝突軽減ブレーキ
・オートハイビーム
うーんと、最近のクルマにつけられてるものは大体ありますね、でも360°のアラウンドビューモニターはないみたいです🤔
その他、誤発進抑制機能とかもないですね。
なので、SS仕様だと踏み間違えると物凄い勢いですっ飛んでいきそうな気がします(笑)😭
まぁ、笑い事ではないですが。
独特の装備としてはタイヤ空気圧モニターがついてるのと、アクティブエンジンフードかな?歩行者と衝突時にボンネットを少し持ち上げて衝撃を軽減するっていう。
まぁ、充分と言えば充分かな?😃
というよりこのクルマでそこまでの安全性求める人はいないだろう、とか考えてた可能性があるような気が…😅
※個人の感想です
ドライビングインプレ(★★★★★)
さて、注目の走りは?
試乗車は2リッターのターボモデル。
パワー的には275ps(202kW)/5,500rpm、最大トルクが40.8kg・m(400N・m)/3000~4000rpm、それで車重は1,560kgとのことなので、スペックを見る限りは相当パワフルなことが想像できます。一時期のスバルインプレッサWRX STiやランサーエボリューションとかと同じくらいのスペックですね。
お店の前にドンと現れたブルーのカマロ。
近くで見るとやはりカッコいい!😍
営業さんがドアを開けてくれてさぁ、どうぞ( ゚∀゚)つとしてくれたんですが…。
ん?普段と何か違う違和感が。
!!
左ハンドルなのかー!!💦
えーと、多分記憶辿っても左ハンドル車、初めてです😳💦
しかも初がこんだけ大物!(笑)幅2メートルクラスのクルマでデビューかーい!(笑)😭
しかも前述の通りそもそも右ハンドルの仕様がないとのこと。
座り込んで、前述のステッチの問題はありつつも何とか1番良さそうなところで調整し、ギアをドライブに入れていざ発進!
しかし、早速難関が。
お店前にベタ付けしてもらってたんですが、当然お店は道路左側。
試乗 してまず最初が、
ではまず1番右の車線に移動してください。
( ゚∀゚)つ
左ハンドル慣れてないのにいきなりそれかい!(笑)😭
とまぁ、そんなこと言うのはナンセンスなので動かしてみると、
お、少しステアリング切っただけでもキチンと車体が応答する🙂
ステアリング剛性か、フロント周辺のボディ剛性か、どちらかかはわからないけど(恐らくはボディだと思いますが)、剛性が高いのでステアリングを少し切っただけでも舵がしっかり切れてるのがわかります。
剛性が高いことで変なところに力が逃げないから、然るべきところにちゃんと力が伝わってる感じがします。
アメリカ車って、偏見で申し訳ないんですがもっと足周りも柔らかくてフワフワしたような乗り心地だと思ってたんですよね。
向こうはやっぱりフリーウェイでの長距離運転が多いですし、キチッとした乗り味よりもダラーッとのんびり運転する方が適してるように思ってましたし。
それが、このカマロはそれが全くない。むしろヨーロッパ車のような乗り味です。😃
段差乗り越えても、ポンと軽くいなす感じで違和感、不快感はなく。
ボディはしっかりしてる、加減速も少しアクセル踏んだだけで反応する、ブレーキもスーッとした感じでスムーズに止まれて車体も乱れない、リアもしっかりグリップしてるのがわかる。
エンジン音も、アイドリングや通常の走行時にはそんなに気にならないです。
が、踏み込むと
グォォォオオオオオオ!!
という2リッター直列4気筒としては低めの音程と共にパワーがモリモリと出てきます。
音はやっぱりV8の野太い音を意識してるのかも。😃
ちなみにパワー不足は全く感じませんでした。これで充分だし、SSの6.2リッター仕様は完全に持て余すと思います。
聞けばSSの客層はやはり昔ながらのアメリカンマッスルカーを楽しみたいというご年配の方が多いのだそう。
逆にLT RSは若い方中心なんだそうです。
走りの印象は、おおおお、これ凄くね?😮ですね。
走りの面ではこれ、かなり真面目にしっかり作ってると思います。
左ハンドルも慣れてくれば気になるほどではないかなぁ、という気もしますが、やっぱり車幅があるのでそこは意識しないと危ないですね。都内の下町の抜け道とかは多分通れないと思います😅
あとはやっぱり前の端が全く見えないので、しっかり車両感覚を把握するまでは油断出来ないかな、とも思いました。
あとは、こちらが煽ってるつもりなくても前の車が度々譲ってくれました😅すみません、そんな車間詰めたつもりもないんですが😅オラオラ顔恐るべし(笑)
なお、結構視線も感じます(笑)珍しいですしデカイですし、この迫力ですからね😅
まさに現代に適合したアメリカンマッスルカー、といったところでしょうか。
雰囲気を味わって乗るなら最高かも🎵
燃費はカタログにも記載がなく、不明です!w気にするなってことでしょうかね?w
営業さんのお話ではリッター当たり10キロは走ります、とのことでしたが…
総評
個人的評価ですが、 100点満点中83点(ノ´∀`*)
うーん、よくも悪くもアメリカンという感じですね😅(笑)
走行性能だけでみれば、89点くらいかなと思いますが、やはりインテリアのユーティリティを含めた観点で見ると、細かいところが大味です、やっぱり(笑)😅
それもアメリカだよ!と笑って済ませられる方は全く問題ないと思います☺️
グレードはSSでもLT RSでも、予算と好みで決めていいと思いますし😃どちらもインテリアの装備面は変わりないですから✨
あとはやっぱり、これは雰囲気を楽しむ車かな、と。もっと高性能なスポーツカー、とかになるともうコルベットになりますしね、シボレーの場合。
とても楽しい、また参考になる試乗でした☺️
最後にご担当頂きましたSさん、ご丁寧に対応頂きまして誠にありがとうございました☺️
以上、インプレでしたー( *´艸`)
※あくまで主観的評価となります。