sazabinクルマ一本道!!

現在ITエンジニアをやってる元某ディーラー販売員が、車に関することを書きしたためるブログ。メインは試乗記のインプレッションですが、その他クルマに関することを素人目線から書いていきます。また、愛車RX-8の整備録なども記載していきます。

RX-8 とメンテンナンス ー 運命の圧縮測定…(*_*;ドキドキ…

2022年、明けましたね☆

私事ですが昨年は不幸があった関係でお祝いのご挨拶は自粛させていただきます。

今年も当ブログをよろしくお願いします。

 

新年初の記事はマイカー、RX-8のメンテ記事です☆

昨年時点で新年早々に愛車RX-8ロータリーエンジン圧縮測定をする、と宣言(?)してましたが、それを実施してきましたので備忘録とレポートを兼ねて書きます。

同じRX-8乗りの方、圧縮測定に興味ある方、参考になれば幸いです。

 

 

 

【圧縮測定の前に…】

そもそも圧縮測定って何?ってところからですが、そこから簡単に説明します。

レシプロエンジンロータリーエンジンの構造の違い

レシプロエンジンロータリーエンジンも、機構や構造は異なるものの、『空気とガソリンを気化したものを混ぜた混合気を圧縮させてスパークプラグで点火して爆発させる』という原理は同じです。

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レシプロエンジンロータリーエンジンの構造比較

画像引用:https://clicccar.com/2020/07/12/992186/

上記を行う部屋をエンジンの燃焼室と言いますが、レシプロエンジンであればピストンの周りに付いているピストンリングが混合気の圧縮時に空気が漏れないように密閉を保っています。(上記画像左側、右上の圧縮工程の状態参照)

ロータリーエンジンの場合はレシプロエンジンと異なり、

・混合気の吸入

・混合気の圧縮

・混合気の爆発

・混合気の排気

の4工程において、ローターハウジングと言われる繭型の入れ物の中でお握り型のローターがグルグル回ることでそれぞれ別の部屋で行われます。(レシプロの場合は上記4工程が全て1つの燃焼室で完了する)

ロータリーエンジンにおける圧縮

その為、混合気の圧縮を保つための密閉性はお握りのそれぞれ頂点に付いたアペックスシール(日本語だと頂点の封印、といったとこでしょうか…余談ですがシールって封印するって意味があるのをつい先日知りました…(;^ω^))というパーツで繭型のローターハウジング内を擦りながら、いや、滑りながら?圧縮を保っているんです。

当然、エンジンが動いている際は常にこのアペックスシールがハウジングに接触して動いているわけで、摩耗してくればそこから空気が漏れ始め、圧縮が下がる、ということにもつながります。

 

 

圧縮が下がると…?

圧縮が下がると、きちんと想定通りの燃焼作業をエンジンが行えないためアイドリングが不安定になったり、不完全燃焼を起こして爆発時の燃えカス、カーボンなどが多く発生したり、さらにまずいことにはそのカーボンやごみがハウジング内に堆積してローターの動きを阻害、最悪止めてしまう(カーボンロック、と言われます)という悪循環があります。

その為、エンジンの圧縮を測定しておくことで現在使用しているエンジンの状態を判断する目安になり、それを検査するのが圧縮測定です。

【圧縮測定】

今回、マツダディーラーにてお願いしましたがロータリーエンジンの圧縮測定には専用の測定器が必要で、自分がお世話になっているディーラーでも常備はしていないため、事前予約が必要でした。

大手の中古車屋さんやロータリーのプロショップだと置いてあるので気になる方は実施をお奨めします。

 

測定の仕方

やり方は(と言っても自身でやる方はあまりいないと思いますがw)こんな流れだそうです。

 

①エンジンを暖機する。

②燃焼噴射および点火をカットするための準備をする。

③プラグを取り外し、圧力センサー(測定器)をプラグホールに取り付ける。

④準備完了。

 

※通常はエンジンが温まった状態で行うそうですが、エンジンが冷えている冷感時にも測定して比較することでより正確に状態がわかる、と仰っている方もいます。

測定結果の見方

RX-8の整備書には基準値(新車時の正常値)として以下の記述があります。

 

標準値:830kpa(250rpm)
限度値:680kpa(250rpm)
三室差:150kpa以内
ロータ差:100kpa以内


補足すると、RX-8は2ローターのエンジンなので2機のロータリーエンジンが搭載されています。前述の通りお握り型のローターが回転することで圧縮と爆発を繰り返すので、お握りというか三角形の各辺、3面がそれぞれ燃焼室を形成する、ということになります(ここ大事です。三室、というのはそういう意味です)。

その為、各3面それぞれの圧縮を測るのですが、paは圧力の単位、パスカルを意味し、  (余談ですが語源はあの『人間は考える葦である』などの名言を残したあのパスカルです。ヘクトパスカル、などの単位は台風の情報などで聴き思えがあるかと思います。)kは "キロ" の意味なのでキロパスカル、を示しています。 

さらに250rpmは測定時のエンジンの回転数を表し、250rpmというのは基準として明記されています。(回転が上がれば圧縮測定の結果も変わってしまうだそう。)

さらにさらに、2ローターのそれぞれの圧力差が100kpa以内、各ローターの3室で差が150kpa以内、以上が測定時の基準です。

では今回測定したマイカー、状態はどうだったのか…?(*_*;

 

 

 

【運命の圧縮測定-結果】

   

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作業中の愛車を撮影☆<投稿者撮影>

作業中の様子です(笑)

なかなか時間も掛かるのでショールーム内で待ってました。

結果によっては維持が難しくもなるので乗り換えも検討しなければならないので、以前から良いなぁ、と思っているCX-3をパシャリ撮影☆

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ショールームにあったCX-3。グレードは15S Urban Selection <投稿者撮影>

待つこと小一時間。

読んでいた三島由紀夫の小説も一区切りした頃、結果が出ました。

気になる結果は!!

 

 

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今回、マイカーのロータリーエンジン圧縮測定結果<投稿者撮影>

えーと、結果をプリントアウトしてもらったものを撮影したんですが、もともとがブレブレでして…見辛くてすみません。(*_*;

Fとあるのが2ローターのうちフロント側、Rがリア側です。

「x10 kpa」と注意書きがある様に、7.2とあるものは720、として読み替えます。

画像が見づらいのでまとめるとw、

 

測定結果(106,702km時で実施):
フロント:250rpm時 ①720kpa ②730kpa ③720kpa
リア  :250rpm時 ①720kpa ②690kpa ③720kpa

新車時の基準に照らし合わせると、

 

標準値:830kpa(250rpm)
限度値:680kpa(250rpm)
三室差:150kpa以内
ロータ差:100kpa以内

         

それぞれ標準値は下回っているものの圧縮差はあまりなく、そこは一安心なのですが、気になるのはリア側で1ヵ所690kpalを記録していること…限界値が680らしいのでほぼギリギリ、というかアウトに近い😱😱😱

誤差もあるだろうし、ちょっとしたことで測定結果が変わってしまうこともあるそうなのでどう判断するかは慎重に検討すべきですが、今後の維持するかの検討材料には十分になりそうです。

 

5年前測定時は平均でフロント8.5、リアは9.3だったのでかなり悪くなってます。
(走行距離が10.6万キロであることを考えれば大金星、優秀とも言えますが…)

今回の結果を受けて維持するかについて、慎重に検討しようと思います。

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今回の結果とお支払。<投稿者撮影>

なお、今回のお支払結果はこちら。

併せてバッテリーの測定もしました。

バッテリーは近々交換ですね(*'ω'*)

 

お読みいただきありがとうございました☆( *´艸`)