sazabinクルマ一本道!!

元某ディーラー販売員が、車に関することを書きしたためるブログ。メインは試乗記のインプレッションですが、その他クルマに関することを素人目線から書いていきます。また、愛車の整備録や趣味関連なども記載していきます。なお、本ページは広告収入を得ています。

試乗インプレッション☆ ホンダ・VEZEL (HYBRID RS)

本日も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます(#^^#)
前回の更新から少し時間が空いてしまいましてすみません。
そんな中ですが、今回もインプレッションお届けします。
今日はホンダ・VEZEL!

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ホンダ VEZEL HYBRID RS <投稿者撮影>
ホンダ車はCR-V、JADEに続いて3台目(#^^#)
特にVEZELはこのコンパクトSUVクラスでも人気の車種ということで注目していて、今回試乗してきました!…と言いたいとこなのですが…あ、嘘は言ってないのですが、実はVEZEL乗るの、2回目でして(笑)(;'∀')
このブログ開設以前にも試乗してこのように備忘録的な執筆?的なことをFacebookにアップしていたのですが、その当時も毎週のように試乗して書いて、みたいなことをしてるうちにパンクしまして(笑)その中で書き漏れた1台であります。
(他にもスズキの小型車もほぼ全部試乗してるんですが、その時期にあたり書けてないのがあります…)
今回はパンクしないように(笑)スケジュールを調整しつつ、忘れないうちにまた記載していこうと思います(笑)。このクラスで人気のSUV、その魅力を探していきたいと思います!
 
ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なのでお気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが書く項目については5段階で評価したく思います😃 

試乗車:ホンダ VEZEL
グレード:HYBRID RS

☆目次★

 

【車種紹介】 

ホンダがグローバルに世界で販売していく一翼を担う車両として3代目FITをベースに開発された小型SUV
ジャンルとしてはSUVだが、SUVの力強い一面を持ちながらもクーペのスタイリッシュさやミニバンのような使い勝手の良さを併せ持つ新しいモデルとして開発されている。
初登場は2013年北米国際自動車ショー。新型コンパクトSUVコンセプト「URBAN SUV CONCEPT」を世界初披露し、それをベースとして開発が進められた。
「第43回東京モーターショー2013」において、「ヴェゼル」の市販予定車を公開、発売日も明らかにされ、同時にホンダのホームぺージでもエクステリアが公開された。
動力的にはガソリンとハイブリッド仕様が用意され、4WDのモデルも存在する。
なお、車名はカットした宝石の小さな面 (Bezel) とクルマ (Vehicle) を組み合わせた造語で、「角度によって表情を変える宝石のように、多面的な魅力と価値を持つクルマ」を意味する
(Wikipediaより)
 

【グレード展開】 

グレード展開はエンジン毎に大別して3種類。
1.5リッターのNAガソリンエンジン、1.5リッターガソリンターボ、1.5リッターガソリンエンジン+モーターのハイブリッドの2つで、駆動方式はFFと4WD仕様となります。  
1.5リッターのNAガソリンエンジン車はG というのがベースグレードで、その上位にG Honda SENSING、高級仕様のX 、X Honda SENSINGとスポーティー仕様のRS Honda SENSINGというラインナップ。さらには4WD仕様でGとG Honda SENSING、XとX Honda SENSINGが用意されています。
1.5リッターガソリンターボ車はTOURINGという上級グレードが1つのみ。
ハイブリッド仕様はハイブリッドというベースグレードを基準に、ハイブリッド Honda SENSING、ハイブリッドXとハイブリッドX Honda SENSING、上位グレードのハイブリッドZ Honda SENSING、さらにスポーティーなハイブリッドRS Honda SENSINGという仕様になります。4WD仕様はRSの仕様がない形になります。
ミッションはガソリン仕様であればCVT、ハイブリッドであればDCTとなります。
 
それぞれまとめるとこんな感じです。
(価格は全て税込み、100円以下切り捨てで記載)
なお、それぞれベースとなる価格のみ記載します。メーカーOP付加の場合はこの金額に上乗せになるのでご注意ください。
 
〈G / G Honda SENSING / X / X Honda SENSING / RS Honda SENSING(1.5リッター ガソリン仕様)10%消費税込価格〉
・G FF CVT 200.1万円
・G 4WD CVT 222.1万円
・G Honda SENSING FF CVT 211.3万円
・G Honda SENSING 4WD CVT 233.3万円 
・X 4WD CVT 235.3万円
・X Honda SENSING FF CVT 220.5万円
・X Honda SENSING 4WD CVT 242.5万円
・RS Honda SENSING FF CVT 252.0万円
 
〈TOURING Honda SENSING(1.5リッターターボ ガソリン仕様)10%消費税込価格〉
・TOURING Honda SENSING FF CVT 295.6万円
 
〈ハイブリッド / ハイブリッド Honda SENSING / ハイブリッド X / ハイブリッド X Honda SENSING / ハイブリッド Z Honda SENSING / RS Honda SENSING(1.5リッター ガソリンハイブリッド仕様)10%消費税込価格〉
・ハイブリッド FF DCT 239.3万円
・ハイブリッド 4WD DCT 261.3万円
・ハイブリッド Honda SENSING FF DCT 250.5万円
・ハイブリッド Honda SENSING 4WD DCT 272.5万円 
・ハイブリッド X FF DCT 251.4万円
・ハイブリッド X 4WD DCT 273.4万円
・ハイブリッド X Honda SENSING FF DCT 258.6万円
・ハイブリッド X Honda SENSING 4WD DCT 280.6万円
・ハイブリッド Z Honda SENSING FF DCT 276.0万円
・ハイブリッド Z Honda SENSING 4WD DCT 298.0万円
・RS Honda SENSING FF DCT 286.2万円
 

【インプレッション】 

◆  エクステリア
評価:(★★★★☆) 

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING <投稿者撮影>
 試乗させていただいたのはプラチナホワイト・パールの試乗車で、こちらの青いモデルはショールーム内にあったTOURINGのグレードになります。
試乗車のグレードはRSで、ハイブリッドの仕様でした。
ちなみに写真のプレミアムクリスタルブルー・メタリック色についてはRSとTOURING専用色だそうです。カタログの表紙にもなってるからイメージカラーなのかな(#^^#)かなり素敵な色だと思います☆
 
外観は、初めて見るわけではないですが、まじまじとじっくり見るのはこれまでなかったので色々拝見しました。第一印象はフロントデザインは最近のホンダ得意のサイバーなつり上げデザイン、リアはスタンダードなSUVデザイン、という印象。
このクラスでは比較的早くに登場してきた気がしますが、トヨタからCH-Rが登場してきてからは人気が別れたように思います。デザイン的にはあちらの方がより若者向けみたいには感じますね。
同社のFITをベースとしている割にはかなり大きくも感じます。その分、車高が1,600mmを超えてしまうため、立体駐車場に入れることが出来ない、ということは登場当時からCH-RやマツダCX-3との比較で言われてましたね。そこの点で他の車種にした、という話もちらほら聞きました。

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING <投稿者撮影>

フロントデザインはこちら。
最近のホンダ車はグリルを逆の台形にしてそのままヘッドライトまで流れ的に繋げるデザインが多いですね。メッキで中央からヘッドライトまで伸ばして印象付けるのも共通なデザインな気がします。現行のFITやインサイトもこんな感じだったような?
空力的には台形の淵に沿って空気の流れを形作ることも出来るので、実用性も兼ねてるように思います。よくよく見ると中央のホンダのエンブレム付近で分散させた空気をボンネットに導くようなデザインになってますね☆
バンパー下部の尖ったエアロパーツも効果ありそうです。
ちなみにヘッドライトはLEDが標準装備、ハイ/ローの切り替えのオートレベライザ機能も標準装備です。フォグライトについてはベースグレードのG、ハイブリッド以外は標準です。

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING フロントグリル拡大<投稿者撮影>

こちらはターボ専用の装備となるので、グレード内でもTOURINGのみにはなるのですが、覗いてみたら見えたので写真撮ってみました。上のナンバープレート脇から空気を取り入れるのがラジエター、下に見えるシルバーのものがターボ冷却用のインタークーラーですね。

(多分…逆だったらすみません(笑))

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING バンパー下<投稿者撮影>

こちらは外観を拝見していて「んん?('ω')」と思った箇所だったので写真撮ってみました。

フロントバンパー下の部分なのですが、フロントタイヤやホイールハウスに向かう空気を整流するためのストレーキが付いているのですが、ご覧の様にかなり下の方についています

一応SUVなので元々の車高は一般のセダンやコンパクトカーに比べれば高めですが、少し高めの縁石や傾斜が付いた場所など、条件によっては擦るかもしれません('ω')特にローダウンして乗ろうとお考えの方はご注意です。

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING アルミホイール<投稿者撮影>
 アルミホイールはボディがコンパクトなのでそこまで大きくないのかな?と思ったら意外に18インチでした。225/50R18なのでスポーツ走行と乗り心地を両立させるサイズかな、という気がしますね☆なお、こちらのデザインはRSとTouringの専用デザインとなりますので他グレードはまたデザインが異なりますのでご注意を…

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING プリズムアンダーミラー <投稿者撮影>

助手席側のドアミラーにはプリズムアンダーミラという補助のミラーがついています

左側面下側のあたりを映してくれて車庫入れが楽になったり縁石や白線の確認などに役立ちますが、その分ミラーの面積がスポイルもされてしまうので、人によっては使いづらさが生まれてしまうかもしれません。

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING リアビュー <投稿者撮影>


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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING バックカメラ <投稿者撮影>


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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING <投稿者撮影>

リア周りはこのような感じ。かなりボリューム感のあるデザインで、コンパクトには感じさせない雰囲気を感じさせます。
少しここで簡単にサイズ感に触れると(詳細の情報は本稿最後の簡易諸元表をご覧ください)、幅が1,770mm、全高が1,605mmなのでこのコンパクトSUVクラスの中では大きい方かと思います。ライバルではトヨタのCH-RとかマツダCX-3とか。
ですが、よく話題にもなってますが全高が1,600mmを超えるため立体駐車場に入らない、というデメリット面があるため、マンションの駐車場で立体駐車場を利用されている方などは注意が必要かと思います。
対して全長は4,330mmなので一般的なサイズの為、そこまで駐車場で難儀することはないかなぁと思いますね☆
ちなみに写真の車両ではバックカメラが装着されていますが、バックカメラはメーカーOPではなく、ディーラーOPとなります。

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING ラゲッジルーム <投稿者撮影>

ラゲッジルームも拝見しました。ちなみにリアゲートは電動ではありません。

寸法を測ってみると、セカンドシートの背もたれバックレストまで、縦は85cm、横は一番広いとこは133cm、狭いところで100cmというところ。セカンドシートを倒すと155cm、高さは86cm(一番低いところで)。容量が何リットルかなのかはわかりませんが、コンパクトSUVクラスでは最高レベルかと思います。(個人的な感想ですが(笑))

営業さんに伺ったところ、写真のモデルはガソリン仕様のモデルなのですが、ラゲッジルーム室内の床面の高さと縁の部分(写真でいうテールゲートの金具が見える周辺)に1cmくらいの高さ、段差があります。しかしハイブリッド仕様になると、恐らくバッテリーの搭載などの関係かと思いますがその段差がなくなり、よりフラットに使用できるようになる、とのことです。

インテリアの項目にもいくらか関係しますが、セカンドシートが前に倒せるだけでなく、後席座面を跳ね上げることが可能になっているため、比較的高さがあるものも搭載が出来ます。写真無くてすみません…。

VEZELはホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用しており、イメージとしてはフロントシートの下あたりに燃料タンクがある為、その他の空間を広く使える、ということがあるようです☆

ちなみにラゲッジ側からは後部座席は倒せず、リアドア側に回り込む必要があります。

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING エンジンルーム <投稿者撮影>

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING エンジンルーム2 <投稿者撮影>

エンジンルームも拝見しました。

写真はガソリン仕様のものなのでハイブリッドとはまた少し異なるかと思いますが、印象としては結構狭め?に感じます。ちらほらと青い部分が見えていると思いますが、フロントウィンドーと反対側に見える青い部分がラジエターコアサポートになりますので、そこより前の部分は衝突時用のクラッシャブルゾーンに当たるわけですね☆

となるとエンジンベイ(エンジンが収まる空間)は台形のスペースのみとなる為、結構キツキツじゃね?(;'∀')と思いました。フレームはグレードによって変わることは早々にと思いますから、そうなるとハイブリッドのシステムとかってどう収まってるんだろう?とは思いました。

 

インテリア
評価:(★★★☆☆)  

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING インパネ周辺 <投稿者撮影>

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING インテリア <投稿者撮影>
インテリアはこちら。
写真はグレードがTouringのため、シートや内装がブラウンのコンビシート(ファブリック生地とレザーのハーフレザーだとお考え下さい)になっています。
印象としてはすっきりとまとめられていながら各所にピアノブラックのパネルやメッキを使用していて、シンプルな高級感が感じられます。
エアコンユニットは完全にタッチパネルになっており、写真ではナビの入る穴の下にある黒いパネルがそこに当たります。タッチパネルなので走行中に温度調整をする際は注意が必要です。
メーターパネルは写真ではエンジンオフ状態の為表示がないのですが(笑)、通常は全グレード共通で中央にアナログ(液晶でのメーターになります)の速度計がドン、とあります。ガソリン仕様とハイブリッド仕様で左右の空間に表示されるものは変わり、ガソリン仕様であればアナログの回転計、ハイブリッド仕様であればデジタルのバータイプの回転計が付きます。
中央のナビディスプレイは8インチまで対応。ここはメーカーOPではなく、ディーラーOPでナビを追加する箇所となります。(つまり、ナビをアクセサリで選ばなければ単にパネルでふさがれることになります。)このあたりはJADEと一緒ですね。
そのため、バックカメラなどもナビを付けていなければ当然映像が映らない、ということになります。
エアコンはフルオートが装備されていました。

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING 運転席側より <投稿者撮影>
運転席周辺はこのような感じになります。
最低地上高がクロスオーバー系の為かちょうどいい感じで、乗り降りもしやすいです。
降りる際にもヨッコイショ、という感じにはなりにくいので膝に痛みを抱える人などでも楽に乗降出来るんじゃないかな、と思いました。
一点気になったのは、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによって座席の高さが少し高くなっている分、足元を少しくり抜いた形で段差があるのですが、その段差に(私だけかもしれませんが)足が引っ掛かること。
運転の妨げになったり、危険なわけではありませんので、そこまで気にするほどでもないのかな、とも思いましたが…

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ホンダ VEZEL TOURING Honda SENSING 後部座席周辺 <投稿者撮影>
後部座席は空間がかなり広め!かと思います、このクラスのコンパクトSUVとしては!(笑)ボディデザインもキャビン部分が膨らんでいる?こととセンタータンクのレイアウトによってその分居住空間(という表現が適切かは別ですが…(笑))部分を最大限に割いているからだと思うのですが(#^^#)
しかも、写真はないんです(すみません…;)が、リアシート座面を跳ね上げて後席背もたれを倒すと、それこそ広大な空間が出現します!ラゲッジの奥行きを稼ぐ、というのは他メーカーでもよく見かけますが、高さの空間を稼げる、というのはあまりないかと思いますから、ここがVEZELを選ぶ大きな理由の一つにもなりそうです。
 
+面が多いVEZELの後席なのですが、少し残念な点も…
まず座ってみて感じたのは背もたれが少し高さが低く、自分は背中の真ん中位で、少し落ち着かないなぁ(;'∀')と感じました。単に自分が胴長短足であるだけの可能性もありますが…(´;ω;`)(笑)
また、ユーティリティー面についても、カップホルダーが(後席の)センターコンソールに1つ、ドアポケットにそれぞれ1つずつ。ないわけではないんですが、コンビニのコーヒーとかカップタイプの飲み物は置けません。調べるとオーナーさんも社外品で対応してたり工夫しているようです。つまりはアームレスト倒してもそこに置けないという…さらには個人的には後席にUSBがないのも最近の車種としては残念。
フロントは比較的充実しているだけに少し「えっ…(;'∀')」と感じる点が多かったなぁ、と思いました。
 
◆安全装備
評価:(★★★★☆)
 
※本記事より安全装備と主要諸元についてはリンクでの対応とさせていただきます。
 
 
安全装備についてはこちらも充実☆
「Honda SENCING」という安全装備のパッケージングによりほとんどの機能が網羅されており、それが標準装備となっています。
注意点としては、下記リンクの車両接近通報装置についてはハイブリッド仕様車のみの設定となります。
 
<車両接近通報装置>
 
標準装備としてはかなり充実している方だと思います。
車両本体の価格を考えた場合、かなりのコスパだと思います。
標準でついてないのが残念だなと思ったのは、誤発進抑制の機能が前進のみ、というところかな。この辺りは他社の動向をみても標準でついていてもいい気がします。
また、ブラインドスポットモニタリング機能が標準でないのも少し残念です。
アクセサリカタログを見ると一部ナビの機能として用意はあるのですが、これはメーカーOPレベルの話ではないかなぁ。コーナーセンサーがアクセサリなのも少し残念。(;'∀')この辺りはJADEとも同じ指摘ですね。
 
◆ドライビングインプレ
評価:(★★★★☆) 
さて、試乗です。
さっそく行ってみたいと思います。
 
座ってから営業さんに各部の説明をしてもらいながら着座の感覚をチェック。
座ってみるとAピラーが寝ているせいかフロントウィンドウまでの距離が長く圧迫感が少ないため落ち着いて運転出来そうだな、という感じ。が、ボンネット形状というかデザイン上もあると思いますが、ボンネットの先端は少し見づらいかも。それ以外は見切りはし易い方かと思います。自分は車両感覚が掴みやすく感じました(*'▽')
 
公道へ出ていざ出発!
まず第一印象は、ステアリングが軽めで、サスペンションは少し固めかな?というところ。ボディはガッチリ、というよりはしっかり、という感じ。比べるのもナンですが、ドイツ車のようなガッチリ感ではないです。
フロントよりリアが固いかな?落ち着いてる感は凄くあるけど…なんて感じてたら後でサスペンション形式を確認したらFF仕様は車軸式とのことで、なるほど!と思いました。
SUVということであればこれはありかも?
 
ステアリングは電動のパワーステアリングなんですが、電動特有の感触です。
何というか、ステアリングを切った時に手に感じる感覚が薄めというか。
切り始めも少し遊びがあり、時計で言うところの13:05の位置からボディが動き始めるような感覚です。デザインもあるかもですが、何となく印象がサイバー、な感じ(笑)
好みもあるとは思うのですが…(;'∀')
 
気になるパワー感についてはモードをノーマルで乗っても必要十分。普段の街乗りはこれでいいじゃん!というレベルです。
ではスポーツモードは?と切り替えると、メーターの照明がレッドの仕様になり、やる気満々の感じに!(笑)
踏み込むとグォォォオオオオオオオオ!!!という咆哮とともに鋭い加速!
もちろん、一昔前のラン〇ボとかインプレッ〇ほどではないですが、自分で扱える範囲のターボパワーという感じ。ちょっとスポーティーに走りたいな、というときに発揮するにはちょうどいい感覚です。ノーマルのモードと比べてもバッテリーよりもエンジンの割合が増えている印象で、いかにもホンダらしい演出だな、という感じがしました。
 
ブレーキはペダルを踏んだ感覚は柔らかいのですが、効果はシッカリと出ていて制動力は充分効きます。ボディもリアの剛性不足を感じることもなく、しっかりと作っている感覚がありました。
 

◆総評

個人的評価ですが、100点満点中85点、かな(^^)
 
話題のコンパクトSUVということで期待して乗った今回のVEZELですが、用途によって評価が分かれるんじゃないかな、というのが一番思ったことかな、という感じです。
というのは、後部座席をどう考えるかでこの車を選ぶかどうか、という点が大きく変わる気がします。
印象としては後部座席は窮屈で耐えられない!というレベルではないものの、簡素であることは疑いようがなく、のんびり長距離でも乗れる、というのは厳しいかなと思ってしまったので…(;'∀')
乗る人員が大人4人を前提とすると厳しい面が出てくるのではないかな、と思うわけですよ。
なのでこの車をお奨めしたい方としては、一人~二人の使用が多く、アクティブにアウトドアなどを楽しむ方、もしくはご結婚されていてお子さんがいてもまだ小さいとか、そういう方なら価格帯的にもかなりハマるのではないかな、と思います。
自分なら、1台スポーティーな車を持ちつつ、サブでSUV欲しい、という形なら欲しいかも?と感じたのが正直なところです。
上記はあくまで使い勝手の話ですが、運動性能や車としての性能は日常使う分には文句ない性能を持っていますし、ハイブリッドのコンパクトSUVで探してる、という方はやはり某T社の某車種と比べることにもなるだろうな、と思います。
一度、自分が想定する使い方に合致するかどうか、そこで判断してみるといいと思います!
 
最後に、担当していただきましたYさん、今回もありがとうございました!(*'▽')
 
以上、インプレでしたー( *´艸`)
 

【簡易主要諸元】 

◆寸法
全長:4,330mm 
   ※ハイブリッド RS Honda SENSING、RS Honda SENSING、TOURING Honda
    SENSINGは4,340mm
全幅:1,770mm
   ※ハイブリッド RS Honda SENSING、RS Honda SENSING、TOURING Honda
    SENSINGは1,790mm
全高:1,605mm
最低地上高:185mm
    ※4WD仕様は-15mm
車両重量:1,180~1,390kg
(最軽量モデルはG、最重量モデルはハイブリッドZ Honda SENSING)
 
◆エンジン 
 
G / G Honda SENSING / X / X Honda SENSING / RS Honda SENSING
 種類:水平直列4気筒DOHC 16バルブ チェーン駆動 (i-VTEC搭載)
 燃料:無鉛レギュラーガソリン
 燃料タンク容量:40L
 総排気量:1,496cc
 ボアxストローク:73.0 x 89.4  
 最高出力:131ps / 6,600 r.p.m. 
 最大トルク:15.8kgf / 4,600 r.p.m. 
 
[ガソリンターボエンジン]
 
TOURING Honda SENSING
 種類:水平直列4気筒DOHC 16バルブ チェーン駆動 (i-VTEC搭載)
 燃料:無鉛レギュラーガソリン
 燃料タンク容量:50L
 総排気量:1,496cc
 ボアxストローク:73.0 x 89.4  
 最高出力:172ps / 5,500 r.p.m. 
 最大トルク:22.4kgf / 1,700 - 5,500 r.p.m. 
 
[ハイブリッド用モーター]
 
ハイブリッド / ハイブリッド Honda SENSING / ハイブリッド X / ハイブリッド X Honda SENSING / ハイブリッド Z Honda SENSING / RS Honda SENSING
 最高出力:29.5ps / 1,313 - 2,000 r.p.m. 
 最大トルク:16.3kgf / 0 - 1,313 r.p.m. 
 
◆サスペンション 

[フロント]
マクファーソンストラット式
 
[リア]
FF:車軸式
4WD:ド・ディオン式

◆ブレーキ 

[フロント/リア]
ベンチレーテッドディスク / ディスク