sazabinクルマ一本道!!

現在NWエンジニアをやってる元某ディーラーの中古車販売をしていたアラフォーが、車に関することを書きしたためるブログ。メインは試乗記のインプレッションですが、その他クルマに関することを素人目線から書いていきます。

試乗インプレッション☆ スバル・WRX S4 (2.0GT-S Eyesight)

本日も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます(#^^#)
まだ残暑厳しい中ではありますが、今回はスバルにてWRX S4を試乗しました☆
というわけで、今回のインプレッションはスバル WRX S4です!

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight <投稿者撮影>
以前は関東圏の某スバルで販売をやっていた経歴上、今回試乗したこの子の素性も大まかには把握してますが、詰まるところ現行のWRX STiの弟的ポジション、と言えばいいでしょうか。
もともとWRX STiって今も販売されているインプレッサの初代から設定されていたスポーツグレードのトップで、先代型からインプレッサからグレードが独立してWRX STiになった、という位置づけなのですが。
その当時からインプレッサWRXっていうSTiが付かない言わば廉価盤みたいな仕様がありまして、今回のS4もその位置づけなのかな、という認識です。
エンジンが違ったりとか、S4にはMTが設定なかったりとか…特に走りに関する部分やパーツについてはWRX STiとは外見はそっくりでも、全然異なるモデルとなります。
とはいえ、このS4、かつての同僚から「すごくいいよ!」という話を多方面から聞いていまして、気になっていたモデルなんですよね。なので自分の中でハードルが上がってしまっている点はあるのですが…
前置きはこのくらいにして詳細は後述するとして、さっそく行ってみましょう☆
 
ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なのでお気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが書く項目については5段階で評価したく思います😃 

試乗車:スバル WRX S4

グレード:2.0 GT-S Eyesight

[:目次]

【車種紹介】 

 
2013年のロサンゼルスモーターショーで発表、翌年に国内販売が開始されたスバルのスポーツセダン。プラットフォームは同社のステーションワゴンであるレヴォーグと共通となるモデルとして開発された。2014年にはよりスポーツ性能を高めたWRX STiが発表されている。(型式はWRX STiがVAB、S4がVAGとなっており、それぞれ異なる車種として区別されている)
 
基本設計は4代目インプレッサをベースとしており、実用性と走行性能を両立している。なお、S4は国内専売モデルとなる。
エンジンはWRX STiには初代レガシィから絶え間なく進化を続けて搭載されてきたEJ20型が搭載される(北米仕様や豪州仕様はEJ25が搭載され、国内仕様とは異なる)が、S4にはレヴォーグと共通するFA20型が搭載され、ミッションもSTiの6MTに対してスバルが独自開発したCVTのリニアトロニックとなる
 
前述通りレヴォーグとは共通点が多く、いわばレヴォーグのセダン版と言っても過言ではない。特フロントはBピラーより以前は共通の骨格となるが、ワゴンボディとセダンボディとで剛性の出し方や捻じれになどへの対策は異なる。
 
STiとの違いは前述のエンジン、ミッションの違いの他、STiに搭載されるDCCD(Driver's Control Center Deff。スバル独自の4輪駆動制御機構、システムで、運転者が自由に4WDのセンターデフの駆動配分を変更することが出来る。例えば、意図的に後輪駆動配分を多くすればFRなどの動きを再現が可能。)が搭載されずVTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)の搭載となったり、STiが油圧のパワーステアリングなのに対してS4は電動パワステなどの違いがある
 
 

【グレード展開】 

グレード展開は3種類。
WRX STiも入れるとエンジンも違うのでエンジン毎に大別も出来るのですが、今回はS4に限って記載します。ので、エンジンやミッションはS4内のグレード展開としては全て共通となります。
エンジンは2リッターの直噴ターボ水平対向エンジン、ミッションは全て前述のリニアトロニックですね。駆動方式は全て4WD仕様となります
ベースグレードから順に「2.0GT Eyesight」「2.0GT-S Eyesight」「STi Sport Eyesight」となっており、それぞれに装備の違いによるものとなります。
※各グレードの違いは販売店にてご確認願います。 
 
 
価格をグレードごとにまとめるとこんな感じです。
(価格は全て税込み、100円以下切り捨てで記載)
なお、それぞれベースとなる価格のみ記載します。メーカーOP付加の場合はこの金額に上乗せになるのでご注意ください。
 
2.0GT Eyesight / 2.0GT-S Eyesight / STi Sport Eyesight(2.0リッター ガソリンターボ仕様)8%税込価格〉 
 
・2.0GT Eyesight AWD リニアトロニック 336.9万円
 
・2.0GT-S Eyesight AWD リニアトロニック 373.6万円
 (大型リアスポイラー装着車は+6.6万円)
 
STi Sport Eyesight AWD リニアトロニック 409.3万円
 
追記:
【メーカーOP扱いとなるもの】
 
・ウェルカムライティング(フットランプ)、サテンメッキドアミラー(セットOP)
 (2.0GT Eyesightのみ設定、その他グレードは標準)
 
・フロントワイパーデアイサー、フロントシートヒーター
 (コールドウェザーパッケージとしてセットOP、2.0GT Eyesightのみ設定、
 その他グレードは標準)
 
 
・本革シート
(レッドステッチ、アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能付き、
 2.0GT Eyesight、2.0GT-S Eyesightのみ設定
 
・電動&チルト式サンルーフ
  (2.0GT Eyesight、STi Sport Eyesightのみ設定) 
 
トランクリップスポイラー
 (2.0GT Eyesightのみ設定) 
 
大型リアスポイラー
  (2.0GT-S Eyesightのみ設定)
 
・アイサイトセーフティ+運転支援
 →ハイビームアシスト、スバルリヤビークルディテクションが装備
 (2.0GT Eyesightのみ設定、その他グレードは標準) 
 
・アイサイトセーフティ+視界拡張
 →フロント、サイドビューモニターが装備
 (2.0GT Eyesightのみ設定、その他グレードは標準) 
 
 
 

【簡易主要諸元】 

◆寸法 

全長:4,595mm 

全幅:1,795mm 

全高:1,475mm
   ※ルーフアンテナの高さを含む。ルーフ高は1465mm

最低地上高:135mm
 
車両重量:1,540kg
(サンルーフ装着モデルは+10kg)
 
最小回転半径(m):5.6
 (2.0GT Eyesightは5.5m)

◆エンジン 
 
 
☆2.0GT Eyesight / 2.0GT-S Eyesight / STi Sport Eyesight
 
 種類:水平対向4気筒DOHC 16バルブ デュアルAVCS直噴ターボDIT

 燃料:無鉛プレミアムガソリン 

 燃料タンク容量:60L

 総排気量:1,998cc 

 ボアxストローク:86.0 x 86.0  

 最高出力:300ps / 5,600 r.p.m. 

 最大トルク:40.8kgf / 2,000 - 4,800 r.p.m. 
 
 
 
◆サスペンション 

[フロント] 

[リア]
 
◆ブレーキ 

[フロント/リア] 

ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
 
 

【インプレッション】 

◆  エクステリア
評価:(★★★★☆) 

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight <投稿者撮影>
試乗させていただいたのはこちらのクリスタルホワイト・パールのWRX S4。グレードは2.0GT-S Eyesightでした。ちなみにこの色だけ税込み32,400円高い(8%での計算)そうです。昔からスバルは何故か黒と白がメチャクチャ人気なんですよね(^▽^;)
外観の印象は素直に「カッコいいな」でした。前述の通りレヴォーグのセダン版ともいえるわけですが、今回インプレ書くにあたっていくらか調べるまで全く気が付きませんでした。
言われてみればそうだな、くらい。
セダンということでもちろんワゴンに比べれば積載性や居住性などの面で少しばかり不利になってしまうわけですが、その反面初代のインプレッサWRX STiから続いている力強いデザインやマッシブなスタイルはこちらのモデルの方が強く息づいていいる気がします☆

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight 正面デザイン <投稿者撮影>

正面より。スバルのターボ車ならではのボンネット上エアインテークは健在です☆

余談ですが冬場とか結構ここから動物入ったりします。猫が入るのはあるあるですが、鳥が中に巣を作ってたこともあります(笑)

デザイン的にはグリルの形が特徴的ですね。ヘキサゴングリルというらしいですが、今後のスバル車に定着してい行けばアイデンティティ、スバルの顔になるかもしれませんね(#^^#)

そのグリル以上に大きいのがバンパー下部の取り入れ口!まるでナマズの大口のようにガバッと横に広がったデザインですが、推察ですがもともとの素性としてラリーベース車だったのが生きてるのかも?つまりはラリーって泥だとか雪の中とかも走るわけですがその際にこうした空気の取り入れ口を塞ぐことがあるんですよね。空気が入ってこなくなればエンジンにも吸気出来ないし、ラジエターに風も当たらないから何よりエンジンが冷えませんし。そうなるとこのナンバープレートは邪魔になるんだろうなぁ…なんて思ったり。

 

バンパーのデザインとしてはヘッドライト下のあたりが面白い複雑な形状をしてますね。

ここからグリルの下側両端から流れた空気をヘッドライト前を通過させてボディサイドに流す処理をしてます。またグリル上側もボンネットのエアインテークに空気を導くように角度付けててよく考えられてますね(*'ω'*)もしかしてこれもスバルの航空宇宙部門が絡んでる?

ヘッドライトの下に見えるのはヘッドライトウォッシャーですね☆
雪道なんかを走るときにはかなり重宝します。
バンパー下部の脇にもCの形でフォレスター同様にデザインがあるんですね☆

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight サイドビュー <投稿者撮影>

サイドビューはこんな感じです。かなりマッシブなデザインですよね!特にフロント、リア共にブリスターフェンダーブリスターは“水ぶくれ”の意味で、フェンダーを膨らませたデザインにすること)になっていて、4つのタイヤの存在が強調されてますね!4WDを得意且つ売り物にしているスバルとしてはピッタリなデザインかもしれません☆(#^^#)

フロントタイヤ後ろにある黒い線のようなものはブレーキ熱の排熱ダクトですかね?

ただ、こう見るとかなりフロントのオーバーハング(フロントタイヤの中心からフロントバンパー先端までの距離)が長いですね。駐車場の切り替えし時とか少し気を遣うかも?空力的な処理やプラットフォームを既存のものを使用している、ということで設計上の制約はあるのかもしれませんが…


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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight アルミホイール <投稿者撮影>
こちらは2.0GT-S Eyesightの標準アルミホイールになります。
サイズは245/40R18なので太さ、扁平率からしてもかなりのスポーツ走行向けタイヤですね(*'ω'*)WRX STiならほぼほぼスポーツ走行に特化していても車種の性格上問題ない気はしますが、S4のほうはある程度の快適性も求められるかと思いますのでこのサイズのタイヤチョイスがどう響くか?気になるポイントですね☆
奥に見える黄色いビルシュタイン製ダンパーがいいですね☆
ビルシュタインはドイツのサスペンションダンパーメーカーで、もともとはメルセデス・ベンツへの採用などから名を挙げた企業ですが、スポーツ性と快適性の両立を高次元で実現している製品で有名なんですよね☆スバルは以前よりビルシュタイン製ダンパーを数多くの車種で装着しています☆

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight 左リアビュー <投稿者撮影>

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight リア正面デザイン <投稿者撮影>

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight 右リアビュー <投稿者撮影>

リアデザインもなかなかの迫力☆

初代のインプレッサWRX STiGC型からGD型になって、リアデザインは何となく物足りないデザインだなぁ(*_*;と思っていましたが(※個人の感想です)、フルモデルチェンジする度に少しづつ良くなってきましたね(#^^#)

やっぱり国内屈指の走行性能を誇る車種、というかマシンですから、やっぱりこれくらいの迫力というか凝ったデザインが欲しいところですよね!

ちなみにマフラーの4本出しやディフューザーは標準ですが、リアバンパー両端についたエアロパーツはオプションだそうです。 

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight ラゲッジスペース <投稿者撮影> 

 

ラゲッジは標準サイズと言ったところでしょうか。
個人的には300万円半ばから後半のクルマですし、もう少しヒンジの部分を隠すとか、リアワイパーのユニットをカバーで覆うとかしてもいいのではと思いましたが…この車種を選ぶ方はあまり気にしない点かもしれませんね(^▽^;)
寸法は横は一番長い箇所で140センチ、縦は端まででおよそ100センチでした。
 

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight エンジンルーム <投稿者撮影>

エンジンルームも拝見しました。

まず思ったのはバッテリーがフロントストラットタワーより前に搭載されているのか、と。

まぁ一般的にはこの位置にあっても全く不思議ではないんですが、スポーツ走行を重視したモデルであればフロントのオーバーハングに重いものを搭載するのは出来るだけ避ける方向にあるので、このS4でこの位置に搭載されている、というのは少し意外でした。

また、ストラットタワーとバルクヘッドの距離があまりないですね。さらに奥を見てみると(写真では確認出来ませんが)両ストラットタワーをつなぐレインフォースが横に一本ピシッと入ってます。これであれば見た感じですがフロントの剛性はかなり高そうです。ステアリングを切った際にもフロントサスからの応力が逃げることなくボディにしっかりと伝わるように思います。

 

 

インテリア
評価:(★★★☆☆)  

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight インテリア <投稿者撮影>
 インテリアはフォレスターとも似ていますが、少し変化を付けているようです。コンソールにはディスプレイとダッシュボードに車体の情報を映すサブディスプレイが装備されています。この辺りはフォレスターも共通でしたね。それにしてもインパネの印象は質感が上がったなぁ☆( *´艸`)
が、フォレスターでも思ったことですが情報を表示する箇所が多すぎる気がします。
高速で走行中などはあまり視線を移動させない方がもちろんいいと思いますが、それぞれの役割があるとはいえディスプレイがメーターパネル内も含め3か所もあるので、これはちょっとどうなのかな、と…。マツダ車みたく予めディーラーOPでナビを付けないと何もつきません、ではなくディスプレイだけは装備しておいて、ナビはナビのデータを別途購入する形とか、AUDIなんかが展開している、メーターパネル内にナビを表示する、など情報の表示個所をまとめた方がいいように思います。
ただ、サブディスプレイの方で各装置のガイダンスというか説明を見れる機能があることには感動しました☆
 

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight センターコンソール周辺 <投稿者撮影>
センターコンソールはこのようなデザインとなっているのですが、麓は小物入れになっています。スマートフォンなど入れておくには良さそうですが、その手前にシフトレバーがあるので、Pに入れているときなどは少しレバーが邪魔になるかも?パーキングはオートホールド機能付きです。

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight 運転席周辺 <投稿者撮影>
運転席の周辺です。
座ってみた感じでは見切りはしやすく、シートも程よくホールドしてくれるので調整もしやすいです。電動シートも装備されていますが、メモリーシート機能はメーカーOPです。
 

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スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight 後部座席周辺 <投稿者撮影>
 
後部座席は乗り込む際に少し狭いかな?と感じました。やはり長距離をゆったりと過ごす、というには少し厳しいかもしれません。中央にはアームレスト兼カップホルダーがありますが、USBやエアコンの吹き出し口など快適装備やユーティリティー面は最低限のもののみ、といった印象です。ドライバーズカーとしての設計、と割り切った方がいいのかなー(^^;
 
 
◆安全装備
評価:(★★★★★)
 
安全装備についてはスバルといえばアイサイト、というくらい(本当か?(笑))有名になったアイサイトが標準装備となっているので抜かりはない、という印象です。とはいえ、フォレスターの時同様に機能を付随させるか否かという問題もあるのですが、実質2.0GT Eyesightのみ運転支援と視界拡張の機能がメーカーOPで、それ以外のグレードは全て標準で装着されています。
今回試乗した2.0GT-S Eyesightは上位仕様なのもあり、ほとんどが付いてます。
 
以下の装備はグレード問わず標準仕様です。
 
・デュアルSRSエアバッグ
(運転席&助手席、運転席ニーエアバッグ、カーテン&サイド)
 
 ・アイサイト コアテクノロジー
 (プリクラッシュブレーキ / 後退時ブレーキアシスト / AT誤発進抑制制御 / AT誤後進
  抑制制御 / ツーリングアシスト / 全車速追従機能付きクルーズコントロール / 定速
  クルーズコントロール / 車線逸脱抑制 / 車線逸脱警報 / ふらつき警報 / 先行車発信
  お知らせ機能 / アイサイトアシストモニター)
 
 
以下の装備については2.0GT EyesightのみメーカーOPの扱いになります。
 
・アイサイトセイフティプラス -運転支援‐
 (スバルリヤビークルディテクション / ハイビームアシスト<自動防眩ミラー付き>)
 
・アイサイトセイフティプラス -視界拡張-
 (フロントビューモニター / サイドビューモニター)
 
ちなみにスバルリヤビークルディテクションは所謂ブラインドスポットモニタリング機能ですね。後方から車両が接近してミラーの死角にいるときにドアミラーの外装、室内側が大きくピカピカと光って車両の接近を知らせてくれるものです。
 
アイサイトの名前と「運転支援」「視界拡張」の名前は一緒ですが、フォレスターとは装備内容が異なるのでそこは注意が必要ですね☆ 
いずれにしてもかなりの安全装備が装着されているのは間違いないです。
特に運転支援の装備については全車標準にしてほしいですね☆
 
◆ドライビングインプレ
評価:(★★★★☆) 

さて、試乗です。
STiほどではないにしろ、一時期は日産のスカイラインGT-R、三菱のランサーエボリューションと並んで国産の戦闘機と呼ばれた車種の血を引く一台ですからね…気合いをいれて免許証の失効に繋がらないように気を付けて(笑)行ってみたいと思います。
 
徐行しながら公道へ。裏道からスタートしてお店に隣接した国道へ。ステアを切ったり加減速したりしながら感触を確認していきました。
SI-Driveという機構で運転モードを切り替えが出来るので、まずは燃費もいいI‐モードで走ります。
 
まず感じたのはステアリングは重め。もちろん、パワステはありますから動かすのに苦労するとかではないですが、最近のクルマの中では結構重い方かもしれません。
とはいえ、モードを変えてアクセルをべたッと踏めばものすごい勢いですっ飛んでいくタイプのクルマですから、ステアが軽すぎると問題になるかもしれませんね。
 
次に思ったのはボディ剛性は最近のクルマらしくとても高いと思うのですが、フロントとリアで応力の伝わり方が異なるように感じました
段差を乗り越えたときにフロントは「ドン!」と設置するのにリアは「ポン!」という感じで少し突っぱねたような感触があるんですね。前後の剛性バランスが合ってないかもしれません。
 
また、ある程度速度を出すと気にならないんですが、低速時に左右で同じくらいの切れ角でステアリングを切った時にフロントの曲がり具合というか切れ込む角度?量が異なります左右で違った切れ角なんです。
エンジンルーム見たときにはそこまで剛性が低いようには感じなかったんですが。。。
サスペンションの設定の問題とかだろうか…もしくは見えない箇所でボディの特にバルクヘッド側が抉られているようになっているのか…
 
うーん、と思いつつS-モードに切り替え、加速してみます。
グォォォォオオオオオオオ!!!と猛々しい音を立てながら加速しています!
が、すぐに警告が鳴って「速度超過です!」と怒られてしまいました(;'∀')
これはS#でも同じでしたが。。。
モードを切り替えればパワー感の違いはとてもわかりやすく実感できます。
 
しかし、気になったのは3モード乗り比べて実はI-モードが一番乗りやすい、というか好感触だったこと。
スポーティーなモードになればなるほど、タイヤの接地感がなくなるというか、これはブレーキ構えてないと怖いな、というくらいになります。決してパワーが出るようになっているから、ではなくです。
恐らくはタイヤが固すぎか、スポーティーなモードでのタイヤのマッチング出来てないのでは、と・・・
I-モードはそこまでパワーも出てはいませんが、3つのモードの中ではまだパワー感に見合ってグリップを発揮しているように思いました。上の2つのモードはタイヤのグリップがパワーに負けているというか、ホイールスピンしているわけではないんですがタイヤが路面をつかみ切れていないような感覚です。
 
一方ブレーキはシッカリ効きます。安心感もあるし、変にリアがフワッとする感じもないので、特にリアのボディ剛性については作りこまれているようです。
 
なので、気になったのはフロントの恐らくはバルクヘッド周りの剛性と、タイヤとのアンマッチかなぁ。この部分、強化したり、タイヤは例えば柔らかめのタイヤ履くとかもっとハイグリップにするとか空気抜くとかすればもっと楽しい車になりそうだな、と思いました。重心は低くて高いポテンシャルがあるだけにそこを改良してもらうといいと思います!
 

◆総評

個人的評価ですが、100点満点中87点、かな(^^)

国産車のスポーツモデルとしてはとてもレベルが高く、特にこのクラスでの2.0リッター4WDターボというのは殆どないだけに貴重な存在とも思います。
ですが、欧州車の、例えば同じ走り系のセダンで先日試乗した3シリーズなんかと比べるのであれば、まだ走りは少し粗削りかなとも思います。
 
もちろん、それも一つの味だと思いますが、スバルはマツダなんかと同じく数年前からプレミアム系の路線に徐々にシフトしていっているように思うんですね、方向性として。その点からみるとまだ改善できるところはあるんじゃないかなと思いました。
室内のユーティリティー面を見ても、モデルの性格上仕方ない面があることは承知の上で書きますが、後席とか長時間座ってるのはなかなかキツイと思います。多分…
金額で考えれば国産のそこそこ高級なくるまが狙えるくらいの価格ですし(レクサスは除くw)、そこから見ると、ドライバーズカーだからいいんだ!という理屈は言い訳に聞こえてしまうと思うんですよね。買う人がわかってくれればいい、というのも今の時代には即わない気がしますし、こだわりではなく変なプライドでこうなっているのであれば次期型もあるかわからなくなってしまうと思いますし。
ポテンシャルはものすごくあると思うのに、そう感じてしまったのが少し残念でした。
元スバル関係者として少し厳しめに書いてますが。。。好きな車だからこそ、とご理解いただければ幸いです。
 
最後に、試乗に付き合っていただいた営業Tさん、ご対応頂きありがとうございました。(^^)
 
以上、インプレでしたー☆