本日も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます(#^^#)
8月もぼちぼち後半に入ってきて、まだまだ残暑厳しい中ですが今回はいつもの馴染みのマツダさんにてCX-8を試乗させていただきました☆
登場してからはもう結構経ってるかな?記憶ではそれまで生産していた
MPVや
ビアンテ、
プレマシーなどのミニバン群の生産終了と入れ替わりに出てきた記憶がありますが…
ビアンテとかは少し販売期間被ってるかも。うろ覚えですみません(;'∀')
ミニバンの生産を打ち切り、それまでのミニバンユーザーを取り込むために3列シートを装備させた
マツダ渾身の
SUV!その出来はいかに!?
早速色々書いていきたいと思います!
ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なのでお気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが書く項目については5段階で評価したく思います😃
グレード:XD L-Package <4WD>
☆目次★
【車種紹介】
2017年4月に発表された、大型
SUV。日本国内販売における
マツダ車としては最大の大きさを誇る。前述の通り
ビアンテや
プレマシーなどのミニバン車に変わる市場を形成したい(発表時の小飼社長談)との思いから
3列シートを持つ大型SUVとなる。
6人乗り仕様とベンチシートの7人乗り仕様があり、「XD L Package」専用の6人乗り仕様
キャプテンシートには、真ん中に充電用USB端子付の大型コンソールを装備している。
【グレード展開】
グレード展開は各仕様で見るととても複雑に見えますが、エンジン毎に大別すると3種類。
(注:25Sは2WD仕様のみ、25T、XDは4WD仕様のみの展開となるので注意)さらにそこから6人乗り仕様と7人乗り仕様に分かれていく形です。
そのため、エンジンから選んでいくとスムーズにグレードを選ぶことが出来るかもしれません( *´艸`)
(余談ですが、現在の
マツダ車は普通車においてはほぼ全ての車種でベース(名無し?)→PROACTIVE→L-Package(→特別仕様)という展開になっていますがこれらの違いは装備面やOPの違いであって、駆動方式やエンジンの展開は共通となっているのでとてもわかりやすいです。 )
それぞれまとめるとこんな感じです。
(価格は全て税込み、100円以下切り捨てで記載)
〈25S / 25S PROACTIVE / 25S L-Package(2.5リッター ガソリン仕様)税込価格〉
・25S 2WD(FF) 6EC-AT 289.4万円
・25S PROACITVE 2WD(FF) 6EC-AT 325.6万円
・25S L-Package 2WD(FF) 6EC-AT 375.8万円
〈25T PROACTIVE / 25T L-Package(2.5リッターターボ ガソリン仕様)税込価格〉
・25T PROACITVE 4WD 6EC-AT 374.2万円
・25T L-Package 4WD 6EC-AT 424.4万円
〈XD / XD Proactive / XD L-Package(2.2リッター ディーゼル仕様)税込価格〉
・XD 4WD 6EC-AT 360.7万円
・XD Proactive 2WD(FF) 6EC-AT 369.3万円
・XD Proactive 4WD 6EC-AT 392.5万円
・XD L-Package 2WD(FF) 6EC-AT 422.8万円
・XD L-Package 4WD 6EC-AT 446.4万円
いずれのグレードでも
税金的な負担としては2.5リッターの区分となるのでそのあたりは考慮しなくても良さそうです。
補助金政策や燃費などを考えるとそこでは差が出そうですが…
一番上のL-Packageの4WDになると
MAZDA 6より高いんですね…(;'∀')
とはいえ、それでも同クラスの
輸入車と比べると遥かにバーゲンプライスな気がしますけども。
【簡易主要諸元】
◆寸法
全長:4,900mm
全幅:1,840mm
全高:1,730mm
車両重量:1,710~1,910kg
(最軽量モデルは25Sの6人乗り仕様、最重量モデルはXD L-Packageの7人乗り仕様)
◆エンジン
[ガソリン]
◆25S / 25S PROACTIVE / 25S L-Package
燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:72L
総排気量:2,488cc
最高出力:190ps / 6,000 r.p.m.
最大トルク:25.7kgf / 4,000 r.p.m.
◆25T PROACTIVE / 25T L-Package
燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:74L
総排気量:2,488cc
最高出力:230 ps / 4,250 r.p.m.
最大トルク:42.8kgf / 2,000 r.p.m.
◆XD / XD Proactive / XD L-Package
燃料タンク容量:2WD / 72L 4WD / 74L
総排気量:2,188cc
最高出力:190ps / 4,500 r.p.m.
最大トルク:45.9kgf / 2,000 r.p.m.
◆サスペンション
[フロント]
◆ブレーキ
[フロント/リア]
ベンチレーテッドディスク / ディスク
◆諸元上所感
諸元表を見て、んん?(;'∀')と思ったのは、
2WDと4WDで燃料タンク容量が異なること。これは
MAZDA 3のインプレの時もそうだったんですが、
それぞれ燃料タンクが専用設計であることを意味するのはそうなんですが、疑問なのは2WD仕様の方が容量が少ないってどういうことだ?(*_*;
2WD仕様に比べて4WD仕様の方がプロペラシャフトやドライブシャフト、その他デフも追加されることで当然ながらシャシーレイアウト上、パッケージング上でスペースがなくなるハズなんです。なので2WD仕様の方がタンク容量が増えるのはわかります。その分をタンクにすればいいんだからね( 一一)
でもその逆になるってあまり聞いたことない(*_*;
もしかしたらエンジンレイアウトの違いかな、
ディーゼルだと違うのかな、
トレッドが違ったりするのかな、と色々考えるも全て数値は同じ。
わからない…何故だ…リアサスが
マルチリンクだからリンクの組み方が異なってそこでスペース稼いでるんだろうか…誰かご存じの方教えてください(笑)(^^;
◆エクステリア評価:(★★★★★)
試乗したのはマシングレー・メタリックのL-Package仕様。色自体はマツダの今のイメージカラーでもあるソウルレッド・メタリックと並んでの2大特別塗装色ですね☆光の反射によってとても深い味わいを醸し出している色だと思います(#^^#)
デザインとしては
2代目CX-5から始まった第2世代の魂動デザインが元になっていますね☆余談ですが、パッと見た感じでは
CX-5と見分けがつかない、という方もいると思いますが、横とリアから見るとわかりますよ☆
空力的にも
グリルの上下左右に綺麗に整流して、特にグリル両端の処理は風が吹き溜まりにならないようにヘッドライトへ風が綺麗に抜けるように溝?というかデザイン上の切れ込みが入っています。(下の写真がわかりやすいかも。グリルからヘッドライトに向けて風の通路があるのがわかりますでしょうか?)
グリル下のデザインもうまくボディサイドに多くの風が流れるようにバンパー端など工夫されていると思いますし、このあたりのデザインと機能性を両立させているところはさすがですね☆
試乗車は4WD仕様であったこともあり、ヘッドライトウォッシャーが装備されていました。ヘッドライト下の台形が逆になったようなデザインの突起がそれですね。使用時にはここが「ウイーン」と前へ出てきてブシャッとウォッシャ液をヘッドライトに吹き付ける仕組みです。
なお、その右下にみられる丸い突起はフロント周りを監視しているセンサーとなります。障害物に近づくと「ピピッ!」となって警告してくれるものです。最近は当たり前になってきましたが、標準で装備しているのは国産だとまだメジャーではない気もします。
横から見るとCX-5よりホイールベースも長いため、よりゆったり、堂々としたデザインをしています。こう見るとしっかり3列分のスペースが確保されていることが確認できます。なお、こちらのCX-8、ドアパネルがボディの下側まで覆っている形状となるため、例えば泥道や雨上がりの道の泥はねなどでボディが汚れても室内側の、乗り降りする際に脹脛が接触するサイドシルなどは汚れていないので、女性の方とかスカートなどが触れてしまっても服を汚すことなく降りられます☆
リアは筋肉質でボリューミィーなデザインとなっているため、かなり迫力あって大きく見えます。テールライト間を渡しているメッキのバーが高級感を演出し、ここがCX-5との識別ポイントともなっています(#^^#)CX-5はこのメッキバーがないんですよね☆
リアゲートは電動ゲート。マツダではパワーリフトゲートという名前らしいですが、使用者の身長や体格などに合わせてゲートの開度を調節できるとのことです。
確かに女性の方とか身長小さ目な方などは一番上までゲートが開くと閉めるときに届かなかったりもしますし、こういう配慮は嬉しいですね☆(#^^#)なお、足で翳して開く機構は付いていないそうです。
今回ラゲッジスペースの寸法を測りましたが、3列目を起こしている状態では
横は一番長い箇所で145センチ、縦は端まででおよそ50センチ、高さは44cmでした。3列目を倒して
フルフラットにすると奥行きは111cm取ることが出来ました。
3列目までフルに使用している状態だと、例えばフル乗車で旅行に行くなどを想定するとトランクに全員分の荷物を積む、というのは少し難しそうです。
ラゲッジ床下にもラゲッジボックスとして物入があるのですが、
OPのBOSEのオーディオシステムを搭載した場合はここにウーファーが入るため、その分物を載せられなくなります。
一方、5人乗車、4人乗車として割り切って使用する分には広大なラゲッジスペースとも出来るため、かなりの荷物を収納できそうです。
余談ですが、この
CX-8には
ディーラーOPでボートなどを載せるトレーラーを牽引するトレーラーヒッチや、ルーフから布を伸ばしてテントを張るターフなども装備があるので、そのような
用途で考える際にはラゲッジスペースもどのように使用するか有効に考える必要が出てきそうです。
ホイールサイズは試乗車はXD L-Packageだったのもあり、225/55R19というサイズ。かなり大き目のサイズですが、ボディサイズも大きいのでそこまで気にならないかも?扁平率が薄めな方なので、サスペンションのセッティングによっては固めの乗り心地の可能性もありますね。
エンジンルームも拝見しました。MAZDA 3の時と比べても、スペース的には余裕がありそうです。全体的にフレームでエンジンを囲うようにしていることがわかります。
ストラットタワーの位置がかなりバルクヘッドよりですね。ストラットタワー後ろをよく見ると左右をつなぐレインフォースが見えますし、剛性に配慮した結果なのかなと思います。ここまで大きなボディだと当然コーナリング時に撓みやすくなりますから、その対策かな?フロントの剛性は意識して試乗したいですね☆
◆インテリア評価:(★★★★★)
インテリアは
マツダのフラッグシップとしても胸を張れるくらい
シックな高級感溢れる上質なもの。試乗車はL-Packageだったため、
シートもブラウンのナッパレザーが装備された仕様。
シートの革の肌触りも良く、座り心地もいいです。
ダッシュボードの所々にメッキのパーツがさりげなく使用され、雰囲気もマツダのその他車種と比べると高級感が1クラス上に感じます。
運転席に腰掛けてみると、これだけ大型のボディでありながら見切りはしやすく、感覚としてそこまで大きくは感じないな、と思いました。個人差はあるかもしれませんが、大きさを気にする女性でも扱えるのではないかな、と思います。ちなみに乗り降りはそこまで高さを感じず、乗り降りしやすい方だと思います。
メーターパネルはLED表示となっており(ベースなど一部グレード除く)、視認性も上々☆もちろんヘッドアップディスプレイも装備されているので交通状況のインフォメーションはとても把握しやすく、安全に運転出来ると思いましたね☆
少し気になったのはコンソールの高さが比較的高めなこと。
車体下側を覗いてみたらこれは空力影響もあるのだろうと思いますが、かなりペッタンコというかフラットになっており、その分室内側にボコッと出っ張りが出てるのかなと。特に試乗車は4WD仕様だったので中には
トランスミッションやプロペラシャフトが入っているのでしょうし。使いにくさを感じたわけではないのでそこまで気にすることもないのかもしれませんが(;'∀')
このモデルだと電動シートやシートヒーター、さらには後席のエアコンユニットに加えステアリングヒーターまで装備☆至れり尽くせり感満載です☆(#^^#)
夏場よりも冬場にその恩恵を感じることが多いでしょうね☆おっと、シートエアコンもついてるんでした。
とにもかくにも、乗務員の快適性優先な造りがとても◎な感じです☆(#^^#)
理想言えば、後席のエアコンユニットも左右独立で温度調整出来ればもっと良かったのに。恐らく、今後装備される気がものすごくしますが(笑)( *´艸`)
後部座席はとてもゆったりと、広々としています☆
いつもク
リアランスを測る為に拳がいくつ入るかで測ってますが、その必要もないくらい余裕です。また、
調べてみるとシートの着座位置、ヒップポイントについては1列目、2列目、3列目となるにつれて数センチずつ上がっているようですね。所謂映画館と同じシアターシートレイアウトになっているという。
確かに、同じ高さで座っていると前が見えない閉塞的な空間になって不快になったりもしますし、場合によっては酔ってしまう可能性もありますもんね(;'∀')
3列目にも人が乗っている場合は難しいかもですが、一番後ろまでシートを下げればそれこそ足を組めるくらいの空間も作れますから、これはロングドライブも快適だろうなと思いました。
なお、2列目については6人乗り仕様と7人乗り仕様で形状が異なります。
7人乗り仕様であれば2-3-2で座るので2列目は中央にも座れるようになっており、背もたれには可倒式のアームレストが装備されていますが、6人乗り仕様であれば2-2-2なので2列目は左右で独立したシートになっています。さらにL-Packageに至っては6人乗り仕様は中央は大き目のコンソールボックス兼アームレストになっています。USB等も装備されています。気分はエグゼクティブ?って感じです☆(詳細は各販
売店での確認をお願い致します。)
リアドアの窓にはなんとサンシェードもついてます。これ、一部高級車でしか見たことないです!でも、さらに高級になると電動になるんだろうなーとか思ったり(笑)(;'∀')
でも、これあればスモークフィルムなくてもいいからアクセサリ代が数万円浮くかも?(笑)
で、すみません。肝心な3列目の写真撮り忘れました…(/ω\)
座っても見たんですが、自分の身長、176cmですがこれくらいの人間だと正直、例えば駅まで10分くらいの距離を送って行ってくれ!みたいに乗るならまだいいんですが、これで数時間の長距離はかなりキツイと思います。
例外なく3列目シートのクルマって、(自分の身長だと)特にそうなんですが、床とヒップポイント、着座位置の高さ・距離がないので胡坐かくような形になるんですよね。まだ座れる方かな、と思ったのは先日試乗したホンダの
CR-Vと、この
CX-8もまだいい方かなという感じです。少なくとも自分より
身長低い方とか女性なら長時間は難しくても座れないことはないかと。
あとは自分みたいな太り気味…いや、ガタイがいい人としておこう(笑)は3列目から出るのも少し一苦労かもしれません。お尻上げるの大変だったもの!(笑)(単に日ごろの運動不足www)なお、3列目にもしっかりドリンクホルダーとか用意されているのはGoodですね☆(#^^#)
◆安全装備評価:(★★★★★)
安全装備についてはまぁ、期待は裏切らなかった、という感じです(笑)。
最近のマツダ車はここにものすごく力を入れていることもあり、とても充実しています。
今回試乗したモデルについては以下の装備は標準仕様です。
とはいえ、試乗車がL-Packageだったから殆どついてるんですけどね(;'∀')
・SRSエアバッグ(運転席&助手席、運転席ニーバッグ、カーテン&フロントサイド)
・アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート&AT誤発進抑制制御(前進時)
・スマート・シティ・ブレーキ・サポート&AT誤発進抑制制御(後退時)
・スマート・ブレーキ・サポート&マツダ・レーダークルーズ・コントロール(全車速追従機能付き)
・レーンキープアシストシステム
・車線逸脱警報システム
・ブラインド・スポット・モニタリング
・ドライバー・アテンション・アラート
・360°ビュー・モニター&フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)
・リアパーキングセンサー(センター/コーナー/サイド)
・LEDオートレベリングヘッドライト
・交通標識認識システム
ベースグレードにあたる25SやXDだとアダプティブ・LED・ヘッドライトとレーンキープ・アシスト・システム、交通標識認識システムが用意されていないという面はありますが、
それ以外のグレードであればメーカーOP等でL-Package相当の装備を付けることも可能です。
安全装備なのでここまでついていれば大丈夫、というものでもないですが、それでもここまでの充実した装備は他のメーカーではあまり見られないものかな、と思います☆
◆ドライビングインプレ評価:(★★★★☆)
さあ、注目の走りは?
ここまでの大物(大きさがね)は久しぶりなので若干緊張気味でもありました(;'∀')
車内で色々説明をもらった後、ゆっくりと駐車場を移動し、公道へ。
徐行しながらステアリングを切って道路に向かうわけですが、この時点で一つ気付いたのは、「ボディ剛性が低いわけでは決してないけど、ステアリングの反応速度は少しのんびり屋さん」ということでした。
どういう事かといえば、段差を乗り越えたり旋回し始めたりしたときにボディがよれたりしている感覚はないんですが、ステアリングを切った時にボディが実際に向きを変え始めるというか、反応し始めるのはステアリングを切って時計で言えば10と2の位置当たりから「どっこいしょ」という感じで動き出すような感じなんです。
だからと言って運転しづらいとかはないんですが、人によってはステアリングの反応がダルだな、と思うかもしれません。
とはいえ、車重を考えると約2トン近くある車なわけですから、ステアリングを切った時の反応がクイックだと逆に危ない気もしますね。('ω')
重さがあればそれだけ旋回時のGというか、遠心力も強くなるわけですから、切った時にすぐ反応すると急激に強烈なGが車両外側に働いて車体を不安定にさせる可能性もあるのかな、なんて気も。あえてこういう味付けにしている気もしますね('ω')
そんなことを考えながら走ってみると、
エンジンはディーゼルだけあってとても力強くもあるのですが、
巡行は気にならなくても人がフル乗車したときは加速時にはもう少しパワーあってもいいかもな、とは思いました。コンピュータを調整するかして車重に見合ったパワー(もちろん、メーカーサイドはきちんと考えたうえでこうしているのだと思いますが)にしてもいいかな、と。
レスポンス自体は全く問題なく、とてもいいエンジンだと思います。
サスペンション自体は柔らかめ?なのかな。
路面の凹凸に合わせて揺れる?というか上下運動するような感覚がありました。
突き上げ感はないけど、もう少しサスペンションでいなすように吸収してもいいかも。また、
リア側はやはりフロントに比べると少し弱い気がします、剛性的に。ブレーキング時に少しリアがフワッとする感覚があるように感じました。
CX-8でもAUTOEXEのリア側の剛性アップパーツあるのかな?あるなら2列目足元と、フロアに補強入れるとリアのサスペンションの動きが変わってくる気がします。
とはいえ、かなり重量級の車種ですからいたずらに固くするとそれはまた悪影響が出る気がしなくもないか…
なお、肝心の運転してみた感覚として、車両の大きさは全く気になりませんでした。
見切りがしやすいせいか、大きさのせいで運転しづらい、とは思わなかったですね☆
◆総評
個人的評価ですが、100点満点中89点、かな(^^)
今まさに波に乗っている
マツダが、ミニバンを捨てて購買層を絞って送り出した期待の
SUV。大型であるがゆえに
アメリカンな乗り味を感じたのも事実ではありますが、車としての完成度はとても高いなと思いました。
中でも
日本人的な配慮というか、乗員に対する気遣いが何点か見られてそこは好印象でした。
ドアパネルしかり、後席にも充実させたシートヒーターやステアリングヒーター、シートエアコンなどはこのクラス、国産車だとまだまだ標準化はされていない車種が多い中で、安全装備も含めここまで装備させてるのは凄いな、と。
もちろん、背景としては
マツダが今後高級ブランド路線を目指すために、そのフラッグシップに相応しい車種を作る中で、高級車ならこれくらい付けてないと、みたいな面もあるかもしれませんが、
これまでの国産の高級、という概念からは少し抜け出ているように思いました。
乗り味的にはさすがにスポーティでガンガン走る、というわけにはいかないと思いますが、
走って面白い、というマツダイズムみたいなものは持っているようにも思います。
恐らくは他社のミニバンや同じような3列シートの
SUVとの競合となるのだろうと思いますが、
アクセサリーも充実していますし、家族がいて子供もいるけど、ミニバンよりはスタイリッシュで上質なSUVが欲しい、という方にはハマるんじゃないかな☆(#^^#)
方向的には日本のランドローバーみたいな感じでしょうか?
ちなみに11点引いたのは最後の運動性能、リアのあたりがまだ良く出来るんじゃないかな、と思いこの点にしました。(上から目線ですみません…)
まだまだ今後年次改良も施されていく中で、さらに魅力ある商品になっていくのが楽しみですね☆(#^^#)
最後に、試乗に付き合っていただいた営業Kさん、いつもながらご対応頂きありがとうございました。(^^)