今日は国道沿いのホンダディーラーにお邪魔してみました。試乗させて頂いたのは、
CR-V !!
実はホンダユーザーであったこともある私。
しかも地元に大きなホンダの工場がある関係上、比較的ホンダとはご縁もありまして。お膝元というかね。小学生の頃に工場見学行ったこともあったなぁ😅
自身でもアコード乗ってたこともありますし。(詳細はブログタイトル「懐かしの…4」をご覧ください)
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まぁそんなこんなで(笑)ホンダ車も新車が出たとなれば気にはしていたのです、実は。
そんな中でCR-Vが新しくなった、という情報を得まして。
CR-Vって昔の、初代とか2代目は記憶にあるのですが。
なんか、初代から2代目までの流れは何となく、親子感的なデザインの繋がりがある気がしますが、3代目の現行型は何があったんだ!って感じですね(笑)
世襲制が一度断絶して分家の方が引き継ぎました、みたいな。強ち外れてない例えな気もしますが(笑)(^^;
画像だけ先に見るとなかなか良さそう!😃
ということで早速試乗させてもらいました。
ハイブリッドと7人乗りという魅力を追加したホンダの(今では)大型SUV!はたしてその実力は?
前置きが長くなりましたが(笑)、行ってみましょう✨
ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なので気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが各項目については5段階で評価したいと思います😃
試乗車:ホンダ CR-V
グレード:HYBRID EX Masterpiece
EX Masterpiece
※今回はハイブリッド仕様の5人乗り仕様とガソリン仕様の7人乗り仕様を乗り比べさせてもらいました。それぞれの特徴を書いていきたいと思います☺️
☆目次★
エクステリア(★★★★☆)
試乗車はハイブリッド仕様が特別塗装色の「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」、ガソリン仕様が「ルーセブラック・メタリック」(写真の色です)という色でした。
なんか、こう見ると大きくなったVEZELみたいですねw
驚いたのが色による印象の違い!😳💦
最初にハイブリッド仕様の赤を見たときは「あれ、CR-Vってこんなに大きかったっけ?😳💦」という印象。膨張色なので大きくは確かに見えるんですが、実際過去のCR-Vと比べれば大きくはなっているようです。
ルーセブラックは写真だとわかり辛いのですが、光の加減によって少し紫がかった様にも見える、素敵な色でした☆
3サイズ、ホイールベースは
全長:4,605mm
全幅:1,855mm
全高:1,680mm
ホイールベース:2,660mm
という堂々たるサイズ。国産車だとトヨタならハリアー、日産ならエクストレイル、マツダならCX-5らと似たようなサイズ感でしょうか。 って、滅茶苦茶人気車種だらけの激戦区ですね、これ( ̄▽ ̄;)(笑)
顔つきなんかは最近のホンダ顔というか、ヘッドライトが吊り上げ気味の細長くて、という感じですね。少しずつホンダも顔つきが統一化されてきているように思います☺️
アメリカでも通用しそうな顔つきかもしれません。以前日産のデザイン部門にいらした故・前澤義雄さん<Z32型のFairlady Zなどを手掛けたデザイナー)のお話を本で読みましたが、アメリカだと空気が乾燥している関係上、遠くにあるもので湿気の多い日本よりくっきりと見えるのだそうで、線が細いデザインだとハッキリとわからず、各パーツごとに強調したダイナミックなデザインにする必要があるのだそうです。
しっかし、修正が下手だな…すみません…(--;)
パッと見た印象はステーションワゴンを下に伸ばして作ったような印象。
何よりリアデザイン、リアゲートが壁のように見えて驚きました😳💦
壁のようにというのは悪い意味合いではなく、それだけゲートの開口部が取られてる、という意味合いなんですが、要するにステーションワゴンの派生のようなデザインなのに、これだけの開口部面積を確保してるのか!と驚きました😳
Aピラーが比較的寝てるように見えるからかな?🤔
ホイールサイズはグレード問わずのようで一律235/60R18。18インチでありながらそこまで大きいホイールと感じなかったのはやはりボディの大きさと60という扁平率のタイヤのせいですかね😅が、SUVなんだからこれくらいの厚みがあっていいと思いますね、僕は🙂
外観上の特徴としては他には、最近では少なくなってきた、ドアミラー位置。Aピラーの付け根から生えてる?タイプです。運転席から見たときにそこまでは見辛さのようなものはありませんでしたが、見た目上はやはりこちらの方が慣れてる感じはしますね😅
それに若干関連もするんですが、フロントのフェンダーからドアパネル、フロントとリアとさらにリアフェンダーのデザイン上のラインを見ると、このドアミラーの付け根部分で空気が分散されていくらか抵抗になるのでは?🤔という気もしました。
リアまで来た空気、恐らくはテールライトに沿って流れていくと思うんですが、ここも特にボルテックスジェネレータみたいな突起もなかったのでテールライトの角からカタパルトみたいに放出された空気が渦巻いて、ここでも抵抗になるんじゃないかしら、と思ったのですが…この辺り、機会あれば(多分ないけど(笑))デザイナーさんに聴いてみたいですね🤔
テールゲートは最近のクルマらしく、足元のセンサーで足で開くことも可能。これはMasterpieceというグレードにのみ付くらしいですが、電動のパワーテールゲートについては標準です☺️
エンジンルームはハイブリッド仕様とガソリン仕様とで大差は特にありませんでした。
エンジンはストラットタワーよりもバンパー側の搭載でしたので少し前荷重が多めかもな🤔と予想。
まだ新車で初期ロットなのもあり、まだ今後変わっていくかもしれませんね🙂
エンジンルームはボディがハイブリッド仕様とガソリンとで共通なのもあり、(シャーシ側はハイブリッドのバッテリーの関係上少し異なるようですが)特にガソリン仕様はターボなので熱対策されてるのかな?と思いましたが思った以上に空間の隙間もあり、冷却に効果がありそうな感じもありました😃
ちなみにエンジンへの吸気はエンジンルーム向かって右側に取り入れ口があり、グリル上部の横に細長い隙間から取り入れるようです。ボンネット裏側にも風の導入パネル?みたいのがありました🙂
インテリア(★★★★★)
乗り降りの際にまず感じたのは後部座席側の足元、段差が非常に低く設定されてること🙂これは他のメーカーにはあまり見られない特徴ですね!特に降りるときに足を引っ掻ける心配が少ないので、特に高齢の方とかも降りやすいかも🙂
うーん、腕前もさることながら、早くちゃんとしたデジカメが欲しいですね(--;)
何故か後部座席の座面、特に外側というか、太ももの外側でホールドさせようという狙いなんだと思うのですが、少し高さがありすぎかな😅💦降りるときにせっかく足元は段差がなくて良いことなのに、足を横に出して降りようとすると少し太ももが引っ掻かって、そこで少し高さも稼いじゃうから地面に足が着きづらくなっちゃう💦
ここは少し残念でした。あと、座面は気持ち短めかもしれません、後部座席。しっかりお尻を奥深くまでいれればそこまで違和感はないかもしれませんが。ちなみに身長176センチの私で膝回りは拳2つ分、天井は拳1つ分入りました。この身長ですが胴長短足なので参考になるかと(笑)😭
運転席、気づいた点を順に挙げていきますこのあたりは大体はガソリンもハイブリッドも共通です。
運転席、助手席ともに座席は電動シート、シートヒーターは標準で、運転席はランバーサポートも付いてます☺️これは長距離ドライブの時は嬉しいですね❗️
ペダル配置は運転席足元右側にボンネットとフューエルリッドのオープナーレバーがあるためか、中央寄りの配置。アクセルは腰かけて右足伸ばした所にまぁまぁ入ってくるのですが、ブレーキペダルはそこから少し左側に離れてる印象。レバーの位置とか調節して、もう少し右側に設置してほしいなぁ😅💦
もしかしたら左ハンドル化したときの考慮もあるのかもしれませんが。多分これも北米で売るでしょうし。
ステアリング周りはチルト、テレスコピックは手動ですが、面白いなと思ったのは固定レバーを奥にやってロックになること。
これ、大体のクルマは手前に引っ張ってロックするんですが、それだと手前にレバー引いてロックしたときにズレることあるんですよね😅
ここはさすがヒト中心のものづくりをするホンダ!ですね。それならペダルもそうして欲しかったですが(笑)(´・ω・`)
メーター周りは中央に大きくスピードがデジタル表示され、タコメーターもバータイプの物が画面?上部に表示されるので、運転時もパッと見た一瞬で情報を把握出来る、視認性のいいものでした☺️これはね、使いやすいです。ガソリンメーターとかは脇で邪魔にならない位置に表示されるし、また道路標識も表示されるので、うっかり標識を見落としても大丈夫。
強いて言うならこれがフロントウィンドウ側にディスプレイ表示されると視線の移動がさらに少なくていいのかな、という気もしましたが、あれだと見辛い、という方もいるので、まぁ好みですかね😃
インパネは特に中央のシフトレバー部分がハイブリッドとガソリンとで大きく異なります。
ハイブリッド仕様はもうね、ボタンというかスイッチです。( ̄▽ ̄;)
家電か?ってくらいに(笑)
操作の説明聴かないとわかりませんでした😅把握してしまえばあとは簡単なんですけどね。
ガソリンはこれまでながらのシフトレバー。
見た瞬間にとても安心したのは内緒です(笑)
なお、パーキングブレーキも電動なのでギギギッと引っ張るあのレバーはありません(笑)
このCR-V、ナビについては何と標準!😳
スゲー、ついにそこまで来たか!と思いましたが、考えてみたらその方が効率もいいですよね😅あとでプラスうん十万出してナビ付けるの?とかディスプレイだけあってナビのカード買わないとナビ使えないの?とか考える人はいそうですし。それなら最初から付けちゃって、それを含めた金額にすればいいんですものね😅
なお、音楽についてはCDの録音も可能で、勿論BluetoothやUSBも対応してます☺️
ユーティリティについては、センターコンソールにカップホルダーが二個、後部座席はセンターのアームレストを引き出して二個。ちなみに7人乗り仕様の場合も3列目に専用のカップホルダーがありました。これはね、凄いと思いました☺️
センターのコンソールはスライド式のトレーがついており、用途によって使い分けが可能。最上段はアームレストになっており、引き伸ばして長さの調整も可能です。
なお、後部座席の足元側は後部座席用のエアコン吹き出し口があり、USBポートも2つ装備されてます。一部高級車に見られるような後部座席での温度調節は出来ません。(これ、マイナーチェンジでつけてくれないかなぁ(´・ω・`))
後部座席の様子は前述した通りですが、7人乗り仕様の場合は3列目へのアクセスの都合上、シートがいくらか薄くなるのもあり、5人乗り仕様に比べてくと乗り心地は少し悪くなるかもしれません。
なお、3列目にも座ってみましたが、他メーカーの3列目に比べれば幾分広さは感じますがやはり緊急の用途、あるいはお子様やチャイルドシートの接地に割りきる方が使い勝手は良さそうです。
ラゲッジについては5人乗り仕様でメジャーで測ったところ、室内幅は一番広い所で134センチ、奥行きは93センチ(2列目の背もたれまで)ってとこでした。
5人乗り仕様は天井に2列目真ん中用のシートベルトが格納されてます。
これ、懐かしいな昔乗ってたレガシィツーリングワゴンもこの形でした、ってどうでもいいか(笑)😅
印象としては全体的にユーティリティ面はよく考えられてるなぁ、という印象でした。
2列目のリクライニングもいくらか出来るし、座り心地も良かったですし☺️
これは他メーカーさんにとってもダークホースになるかもしれませんね!?
安全装備(★★★★☆)
最近話題になっている装備についてはおおよそ標準で搭載されている印象ですね、すなわち…
・路外逸脱抑制機能
・車線維持支援システム
・標識認識機能
・電動パーキングブレーキ
・ブラインドスポットインフォメーション
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・先行車発進お知らせ機能
・オートハイビーム
・歩行者事故低減ステアリング
うーんと、最近のクルマにつけられてるものはほぼありますね、あとは強いて言うならリバース時のセンサーや360°のアラウンドビューモニター的なのはないかな?🤔
ちなみにエアバッグは運転席助手席はもちろん、後部座席側面もあります。
まぁ、充分と言えば充分かな?😃
ドライビングインプレ(★★★★☆)
さて、注目の走りは?
ガソリンとハイブリッド、2台乗り比べてるので、書いていきます。
まずはハイブリッド。試乗車は2リッターのハイブリッドモデル。
座ってミラー合わせて、エンジン、というより電源オン(笑)😅
当然というか、メーター周りが明るくなった以外は本当にエンジン掛かってるかもわからないくらい。というかモーターが起動したわけだから下手するとエンジンは掛かってないか😅
営業さんの簡単な説明を受け、ブレーキを離すとスルスルと発進。
ハイブリッドだから本当にフィーンという電子音のみ。
動かしてみると、ボディは結構しっかり作られてる印象ですが、気持ちフロントが弱い、というか柔らか目?🤔
アクセルは1/3ほど開けるとしっかり加速してくれる。恐らくはエンジンとモーターのダブルで動いてるように思いますが、力強く加速するのでこれは快適😊
ステアリングを切ってみると、少し反応がダルい、というより曇徴といった方がいいのかな、ステアリングを切ったときにノッソリと反応する感じです。
また、ブレーキもゆっくり掛けてみると少しリア側が心許ない感触。恐らくは開口部があれだけ大きい上にFFのモデルだった為、重量比的に前が重いのに加えてリア側もサスペンションのセッティング柔らか目なのかもしれません。もう少しダンパーの返りを強くするとブレーキで前傾姿勢になったときもリアタイアをしっかり押し付けてくれると思うのですがどうなんだろか?🤔勿論、その反力を支えられるボディであることが前提ですが…
ちなみにガソリン仕様は1.5のターボで7人乗り仕様だったんですが、それでもハイブリッド仕様に比べて20キロほど軽く、ブレーキやステアリングも反応が良かったです。😃
ガソリンの方が…これは車重の違い、軽さが違うのが大きいと思うんですが、ハイブリッドに比べても身軽な印象で、加速も2,000r.p.m.くらいからタービンが利き始めるため、トルクの不足感もなく、気持ちよく運転出来る印象でした☺️
さすがに高速域になってくると1.5なのでリニアにパワーが、というわけには行かなそうですが、普段使いや時々の長距離ドライブなら全く問題ないかと思いますね☺️
なお、ガソリンもハイブリッドも共通して、見切りについてはデザイン上フロントのフェンダーが盛り上がっている為、比較的把握しやすかったです🙂
あとは、 18インチのホイールだと突き上げ感はどうかなと思いましたが、やはり60%の扁平率なので特に気になることもなく、快適に運転出来るな、と思いました。
燃費はカタログ値がJC08モードでガソリン仕様は役15.0km/L、ハイブリッドは+10ってとこ。まぁ実燃費だと予想でこの値から-2、3kmってとこでしょうか。
総評
あくまでも個人的評価ですが、 ガソリン仕様は100点満点中90点、ハイブリッド仕様は100点満点中88点(ノ´∀`*)
うーんとね、非常にホンダらしいというかホンダじゃないと作れないSUV、という気がしました。
その心としては、まずはユーティリティ面が凄くしっかりしてる!後部座席の足元の段差なんかはよくそこに目をつけましたね!と言いたいレベル☺️
ペダル配置や後部座席のヘリなど、まだ改善して欲しい点もありますが、人によっては全く気にならない点かもしれませんし。
走りについては、四駆は乗ってないのでわからないのですがFFに限って言えばハイブリッド仕様は動力性能については問題ないと思うんですが、その弊害というか、ハイブリッドシステムを搭載したことによる重量の弊害が出てしまってる気がしました。
7人乗り仕様はガソリン仕様でしか選べないことから、恐らくは後部座席の下側にバッテリーだとか重量物を搭載してると思うので、前後重量バランスを調整しているようにも思うのですが、それでもブレーキング時には影響が出てるかな、と感じました。
一方、ガソリン仕様については、これはいいね!とオススメしたくなるくらいの出来、性能だと思います。
ハイブリッドが悪い、という意味ではなくガソリンとの比較であればガソリンをオススメします、ということですけども。
燃料の維持費的にもこれ、ガソリンの方が費用対効果大きい気がしますし。
ガソリンの方が1.5リッター、ハイブリッドが2リッター、ということは自動車税の区分はガソリンの方が安いわけで。
車両本体価格も今回のMasterpieceの5人乗り仕様のFFで比較すると
ハイブリッド仕様:414.5万円
ガソリン仕様:359.1万円
価格差、約55万円。
燃料は共にレギュラー。
仮にですが、
毎月1,000km走る計算で、ガソリン代を仮に¥140/Lで計算した場合。
ハイブリッド仕様:1,000km÷平均燃費25km/L=月に必要なガソリン量は40L。
40L×¥140=¥5,600
ガソリン仕様:1,000km÷平均燃費15km/L=月に必要なガソリン量は66.6L(四捨五入して67とする)
67L×¥140=¥9,380
その差額は月当たり¥3,780、一見ハイブリッドが維持費が安いかと思えるが、
購入時の差額は約55万円。
すると、
¥550,000÷¥3,780=約145.5ヶ月分。
つまり、ハイブリッドで購入時差額の元を取ろうと考えると約12年乗ってようやく元が取れる、という計算に😅💦
※あくまで計算上です。購入時の値引き額や、燃費の数値の変動やガソリン代の変動は考慮していません。
まぁ上記はあくまで計算上の話ですが、それくらい差額がある、ということは購入時に考慮していいのかも。
あとはグレード体系がとても分かりやすかったのも検討しやすいポイントですね☺️
とても面白い比較でした。
最後にご担当頂きました営業担当のNさん、ご丁寧に対応頂きまして本当にありがとうございました☺️
一度試乗してみることをおすすめします!
以上、インプレでしたー( *´艸`)
※あくまで主観的評価となります。
※画像は一部インターネットからの転載です。