なお、あくまで個人的観点なので
個人的評価ですが
グレード:300Fスポーツ
エクステリア(★★★★★)
インテリア(★★★★☆)
インテリアについてです。
インパネはプラスチック?メインではありますが安っぽい印象はありません。
特にオーディオ周りなんかは拘って高級感出してるな、という印象。
時計もアナログですし、この辺りはマセラティを意識したのかな?
パーツの1つ1つにおいて色や質感を統一することでそれぞれが際立ち、ガチャガチャした感じではなく、落ち着いた印象に。
トピックとしては幾つかありますが、その一つが何といってもオーディオ。
メーカーOPではありますが、なんとアメリカの高級オーディオメーカー、Mark Levinsonのオーディオを搭載出来ます。(ちなみに室内用のオーディオを普通に揃えるだけでも数百万はする凄いメーカーです)この車両本体価格、殆どこれなんじゃないか?と一瞬うたがってしまいました(笑)勿論、カーオーディオでこのメーカーを搭載してるのはレクサスだけです。
照明はスイッチ式、というよりはタッチするだけで点灯・消灯が出来る便利なもの。
内装色はシート色が4色あり、セットでセンターコンソール両脇のレザー部分も色が変わります。ブラック、トパーズブラウン(黄土色みたいな色)、ムーンストーン(ミント系の薄いブルー)、クローブ(少し位黄色のような。ラクダ色?w)が選べ、グレードがFスポーツの場合はこれに加えてワインレッドが選べます。どれも素敵な色です。
また、Fスポーツはメーター周りが完全に液晶のパネルになってまして、運転席側のボタン1つで「カシャッ」という音とともにメーターが移動して表示内容が変わるというギミックが。こういうの、男の子はワクワクしますね(笑)
また、シートについては私のような大柄な人でもしっかり受け止めてくれる若干スポーツ系のもの。ですが、ホールド性も高いので長時間座ってても疲れにくいだろうな、という印象でした。
また、よく運転してるときにAピラー(フロントウインドウとドアウインドウの間にある柱)が邪魔で見えない!ということがあるのですが、ドアミラーが窓の付け根ではなくドア上部についてる形状の為隙間があり、全く見辛さなどはありませんでした。よく考えて作ってありますね☆
勿論、運転席助手席共に8wayの電動シート且つシートヒーター付き。後席は6:4で分割可倒式です。大人が長時間乗るのは少し厳しいかな、的な広さでした。
インテリアも非常によく出来てる!…たった一つの不満を除けば。後述します。
エアバッグ関連は運転席、助手席
安全装備(★★★★★)
安全装備はさすがの一言。レクサスですもんね(^^;先日のランクルとほぼ同じ装備が付いてますが、ABSは勿論、ミリ波レーダーを使用したプリクラッシュブレーキや車線を逸脱した時に警報が鳴るレーンディパーチャーアラート、夜間にハイビームとロービームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロール、急発進・急加速を抑制するドライブスタートコントロールなどなど、殆どが標準装備になります。ブラインドスポットモニター(車体の死角に入った車をドアミラー内の警告灯で知らせる)やリアクロストラフィックアラートなども標準です。
ドライビングインプレ(★★★★★)
さてさて、注目の走りは?
試乗したのは2.0リッターのターボモデル。
スペックとしては245ps/5, 8000r.p.m.なので、比較的高回転型エンジン?と想像。
後から知りましたがこの8AR-FTSという4気筒ターボエンジンは開発・設計からヤマハが担当したものなんだとか。となるとやはり結構なスポーツタイプのエンジンだったってことですね。(余談ですが昔からトヨタ車のスポーツエンジン、特にヘッド周りはヤマハ製が多いです)
走ってみると…うん、これはいい!グレード展開的には300hという2.5リッター4気筒とのハイブリッドや350という3.5リッターV6エンジンといったラインナップもあるんですが、動力性能的には全く申し分なし。
高速道路の追い抜きとかいうシチュエーションも想像しましたが、ターボがしっかり効いてくれるので、それもあまりないかな、と。(さらにはこの上に頂点として5リッターV10エンジン搭載のRCFってのがいますが…)
燃費はカタログ値がJC08モー
比較的ドライバーのが思った通りに加減速が出来るし、ステアリングもしっかりしている。少し足のセッティングは固いかな、とも思いましたが、気になるレベルではありませんでした。車体感覚も掴みやすくいい感じ。
何よりも。。。ここで白状しますが、レクサス舐めてました(苦笑)(;´∀`)
トヨタ車の延長線上、くらいにしか考えてませんでしたが、これは別物。
よくトヨタ車って80点主義みたいに言われますけど、レクサスはまじめに100点、いや120点くらい目指して作ってますね☆走り出して数分でわかりました。
ステアリングの感覚とブレーキの操作性、効きの具合がトヨタ車と別物。
剛性もしっかりしてるし、ドライバーの意図が車に伝わりやすくなっているように感じました。これは、ちょっと欲しいです。本当に。
総評
個人的評価ですが、100点満点
正直、ライバルをベンツやBMW、AUDIなどのプレミアムブランドに置いているだけあって、質感や車のつくりは相当まじめにしっかり作っているなと。
点数で-8したのは以下の2点。インテリアで後述するとしましたが、唯一の不満がパーキングブレーキ!!高級オーディオも装備してるし室内の質感もいいと思う。そこまで!そこまでしたのに何故パーキングブレーキが足踏み式なんだーーー!!!
…正直、これには閉口。このクラスならせめて電動だろ…。
2点目。これはもう誰もが同じ想いかと。
価格です。高い。
上記の様にプレミアムブランドというのは重々承知してます。
ですが、試乗させてもらった300ですら車両本体価格が592万円。メーカーOPで色々つけられたりもしますが、そうすると簡単に乗り出し価格700万円突破します。
アクセサリでもびっくりしました。フロアカーペットが約10万円です(笑)
うちの家賃より高いです(笑)(^^;
富裕層向けなのかもしれませんが、日本のブランドなら国内向けはもう少し安くしても…と思いました。
ただ、レクサスの場合は殆どはサービス代と思うのが正解かもしれません。
営業さんにお話を伺ったところ、オーナーになると、ディーラーにて点検などの際は別室のサロンに通されます。高級インテリアの室内で飲み物などはフリーでご自由に、な雰囲気らしいですし。
レクサス認定の中古車で買ってもその権利はあるそうですが、一般の中古車屋の場合はその権利がないばかりか、場合によっては整備もお断りすることもあるとか。それだけ正規のオーナーさん優先、ということですね。
ネットの動画で見ましたが、認定中古でも納車時にアンベールしてシャンパン開けてたのはびっくりしました。店によってサービス内容は変わるのかも、ですが。
そのサービスが付いてくる、と思えば安い買い物…なのか?
ちなみにお店での接客、言葉遣い、立ち振る舞い共に完璧でした(^^;
試乗するのに試乗車のドアをドアマンのように開けてもらったのなんて初めてだよ(笑)特に仕事で接客業やってる方、これ見るためだけでも行ってみる価値あると思います。 少し話逸れましたが今日はこの辺で。
以上、インプレでした☆
※文中の画像はインターネットからの転載です。