sazabinクルマ一本道!!

元某ディーラー販売員が、車に関することを書きしたためるブログ。メインは試乗記のインプレッションですが、その他クルマに関することを素人目線から書いていきます。また、愛車の整備録や趣味関連なども記載していきます。なお、本ページは広告収入を得ています。

試乗インプレッション☆ トヨタ・ランドクルーザープラド(TX)

今日のインプレッションはランドクルーザープラド!

そう、天下のランクルです☆

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マイナーチェンジ後のランドクルーザープラド

試乗したのは少し前なんですが、記憶を掘り起こしながら書こうと思います(笑)

ちょうどマイナーチェンジが施されて顔つき変わったんですよね(^^)

新しくなってカッコも良くなって凄く気になってました!

私、基本はスポーツカー系とかセダン系が好みなんですが、荷物を載せるのを考えるとやはりSUVは外せないなと。ならば、やっぱり荒れ地とかも難なく走れる性能欲しいじゃないですか?となるとやはりここは外せないなと。

本家のランドクルーザーはデカすぎるというのもあり(笑)今回はプラドです。

さて、その性能やいかに?

 

ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なので気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが各項目については5段階で評価したいと思います😃

 

試乗車:ランドクルーザープラド
グレード:TX

 

☆目次★

 

エクステリア(★★★★★)

試乗車は白で、第一印象としては…うん、言うまでもなく予想もしてましたが、デカい!😅(笑)まぁ、全長約4.8m、全幅が1.8m、全高が1.85mって、そりゃそうだろうって話ですが(笑)重量も約2.2t

が、乗り込んでみると(乗り込むのも中々大変でしたが)思ったより大きさを感じないというか、見切りはとてもしやすいです。四角に近いボディだからというのもありますが、オフロード車ならではの考え方でもあったり。

最近は都市部で乗る所謂シティ型4WD、SUVみたいのが流行りですが、ランドクルーザーは元々歴史を辿れば軍用車。プラドはその派生モデルなわけですが、オフロード車の場合、まさに道なき道を走ることもあるわけで、見切りのしやすさは物凄く重要なんです。咄嗟に岩をよけたりとかありますからね。

なので、初代のプラドとかランクル70なんかもそうですけどカクカクです。

ヘッドライト間のグリルが大きいのも機能性を重視した結果なんだろうな、砂がドバっと入ってきても流れ出るようになっているというか。

今回試乗したプラドは大分シティユース寄りにはなってる気はしますけど、それでも本来の素性は表れてますね!😃

このプラド、マイナーチェンジ前は個人的にはデザインがどうも好きになれず…ヘッドライトが聖飢魔Ⅱみたいなデザインだったんですよ(笑)😅あ、誤解ないように言っておきますが、私、聖飢魔Ⅱは大好きなバンドですよ?(笑)

ちなみにこんなの。

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このヘッドライトデザインがどうも好きになれず…(好きな方、ごめんなさい)

が、今回のマイナーチェンジではトヨタさんもそれを汲み取ったのか、ライト周りのデザインが変わりましたね☆かなり凛々しくなりました。これは良いね☆高級感もあって、兄貴分のランドクルーザーに負けない魅力があるように思います。

ちなみに

ライト下のひし形のパネルはヘッドライトウォッシャーですね。

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マイナーチェンジで凛々しくなったヘッドライト

外観はそこ以外はマイナーチェンジ前と大きな差はないですね。

グレードによっては車高が変わって左フロントにキノコみたいな(笑)フロント下部を確認する用のミラーが付きます

しっかし、まぁ改めて見てみますと荒れ地を走るクロスカントリー4WDの元祖の一つだけあってお手本のようなデザインですよね。この武骨というか、迫力のあるデザインが好きな方は多いんじゃないかな(^^)

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車高も高く、ディパーチャーアングルも大き目のリア

うん、やっぱりマッドフラップが似合いますね!こういうの見るとやっぱり河原でキャンプとかしたくなりますよね(^^)

ちなみにリアゲートは蝶番が右側にあるので横に開きます。スペースがない場所での開閉は注意が必要ですね。

さりげなくメッキパーツも使われていて、ベースグレードでも高級感を損なわないのは流石です✨

 

インテリア(★★★★☆)

インテリアは色がベージュとブラックで選択できます。

上級グレードのTZ-Gになると木目パネル、木目&本革巻のステアリングに。

もう完全に高級車の仕立てだね、これは(笑)

インパネはシルバーで、中央に大画面のナビをOPで選択するかで雰囲気も大きく変わりますね。これもTZ-Gのグレードだとコンソールの下側が駆動方式選択のユニットではあるんですが、まるで高級オーディオのボリュームノブのような質感に。エアコンはパネル一体式でコンソール上側、ナビ下に取り付けられてます。

全体的にはこんな感じ。

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運転席周り内装

座った感じはかなりのゆったり感。狭い、なんて感情は皆無です(笑)

5人乗り仕様もありますが、試乗したのは7人乗りでした。

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シートアレンジも自由自在☆

写真の通り、2,3列目は倒すことが出来ますが、完全なフルフラットには少し厳しいかな、というところ。

ただ、個人的にはOPで室内搭載のサイクルキャリアがあり、サイクリストにはたまらない車だな、と思ってしまいました(^^;

座り心地も1,2列目は申し分なし。3列目は予想通りですが、大人は少し厳しいかな、といったところ。

その他装備としてはグレードにより細かく異なるので、自身の予算に応じて付けたいものを付ける感じになるかと。

エアバッグ関連は運転席、助手席、サイド、カーテンシールドまで標準です。

TZ-G、TX-Lならば1列目は電動且つシートヒーター、シートベンチレーション(シートから風が出る機能ね)も標準です。

また、OPのT-Connect SDナビを付けるとインターネットを通じたオンラインサービスを受けることが出来ます例えば自動でナビが更新されたり、音声対話でナビの目的地を設定出来たり、オペレーターを通じて様々なサポートが受けられます。今の時代凄いですね(笑)(^^;

 

安全装備(★★★★★)

安全装備はさすがの一言。

ABSは勿論、ミリ波レーダーを使用したプリクラッシュブレーキや車線を逸脱した時に警報が鳴るレーンディパーチャーアラート、夜間にハイビームとロービームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロール、急発進・急加速を抑制するドライブスタートコントロールなどなど、殆どが標準装備になります。

一部、メーカーOPでブラインドスポットモニター(車体の死角に入った車をドアミラー内の警告灯で知らせる)やフロントコーナー、リアコーナーセンサーなども。

 

駆動方式(★★★★★)

今回からSUV関連にはこれを入れていこうかなと。

つまりは4輪駆動の駆動制御に関する話ですね。

正直、ランドクルーザーの4輪駆動システムについては何も文句もありません!上から目線で申し訳ないですが、ラダーフレームであることや現行型のマルチテレインセレクトシステムなど、ともかく凄すぎる。

何がそう凄いのか?

最近のクルマってとても優秀で、SUVとか4駆じゃない車でもデファレンシャルギアってのが付いてまして(一部の車種はないですが、念のため)。コーナリングしてる時のクルマって基本的に内側より外側のタイヤの方が走る距離は多くなる(昔、運動会で台風の目って競技やりませんでした?5人1組で棒をもって、10m間隔位で設置されたポールをグルグル回って走るやつ、あれと同じです。わからない人、すみません。)んですけど、車も同じで、コーナリング中は外側のタイヤと内側のタイヤの回転差をディファレンシャルギアが相殺してるんです。厳密には外側がより多く回転するように軸を回してるというか。

ところが、これが例えば泥とか雪とか、タイヤが空回りして抜け出せない、みたいなとき。デファレンシャルは普段と同じくコーナリングしてるものだと思い、より多く回るように駆動力を配分します

ですが、こういう時は実はその他の3つの車輪が動く必要があるわけで、こういうケースがよくあるこの手の一部の4駆にはデフロックという機構がついています

これは簡単に言えばデファレンシャルのロックなので、左右の回転差をなくすため、反対側の車輪にも駆動力が配分されて脱出出来る、というものなんですね。

上記のマルチテレインシステムはこれに電子制御を加えたものなんですが、要は雪だろうが泥だろうが砂だろうが、センサーでスリップだとかを感知して駆動配分を行う、というシステムです。(簡単且つ雑な説明ですみません)

さらにはこうしたあらゆる路面に対してタイヤを押し付ける必要があるため、ストロークが長いサスペンション且つ、捻じれに強いラダーフレームを装備してるんですね。

ランドクルーザーが今でも人気なのはこういう車体の基本性能が非常に高いせいもあるんでしょうね(^^)

 

ドライビングインプレ(★★☆☆☆)

さてさて、注目の走りは?
試乗したのは2.7リッターのガソリンモデル。

先に言っておくと、★2つにしたのはシティユースで考えた場合です。

どういうことかと言えば、乗ってみてビックリするくらい感じたんですけど、

足、サスペンションがストロークが長い且つ、柔らかい!(笑)

個人的に硬めの足のセットが好みだし普段乗っているのがRX-8ということもありますが、自分が街中で乗るには柔らかすぎる!!

アクセル踏めばリアが下がる(慣性の法則で当たり前なんですがその度合いが、ね)、ブレーキ踏むとふんわかとノーズ、フロントが沈み込む。

快適は快適なんです。ふわふわしてるし、パワーもあるから。ただ、個人の好みに合わないって話なんですが…

メーカー側として考えればランドクルーザーなんだから、荒れ地だとかクロスカントリー的な使用も考慮に入れないといけないんですよ。

なので、その考え方は正解なんです。荒れ地だとかで固めのサスペンションだと多分簡単に車がひっくり返るんで。

でも街中でこれだと厳しいな、と思ってしまったのでした。

荒れ地での試乗なら簡単に★4つだったとおもいます。 

なので、そういうところを走りたかったな、というのもありました。

総評

本当に強調するくらい個人的評価ですが、100点満点中75点、かな(^o^)

これは街中での使用に限定、かつ自分だったら、というものですので…

クルマ自体は本当にいい車だと思います。

でも、個人的な好みとはちょっと合わないかな、という話です。

足のふわふわも気にならない人は全然気にならないだろうし、場合によってはカスタムするだろうし。

気になったのは本当にそこくらい。お気を悪くされた方、すみません。

以上、インプレでしたー( *´艸`)

 

※あくまで主観的評価となります。
※画像はインターネットからの転載です。