sazabinクルマ一本道!!

元某ディーラー販売員が、車に関することを書きしたためるブログ。メインは試乗記のインプレッションですが、その他クルマに関することを素人目線から書いていきます。また、愛車の整備録や趣味関連なども記載していきます。なお、本ページは広告収入を得ています。

試乗インプレッション☆ スズキ・スイフトスポーツ

(こちらの記事は2018年7月10日にFacebookに記載したものを一部加筆、修正したものです。)今日は、スズキのスイフトスポーツ。

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スズキ スイフトスポーツ <出展:https://response.jp/article/2017/09/13/299711.html>

去年フルモデルチェンジをした、って情報まではキャッチしてましたが、正直先代型に一度試乗したときにあまりいい印象ではなかっので、どうなのかなぁ?と思っていたのですが。
スイフトスポーツって初代は一度回送で乗ったことあって、感激するくらい面白かったんですよ😀2代目と3代目は個人的にデザインがあまり好きになれなかった+、先代型はあまり印象良くなかったのもあり、あまり期待はしていなかったのですが、何でも今回はエンジンが1.4のターボになっそうな😃
あのサイズでターボでマニュアル!?と思い、改めて乗ってみようと思ったのですが、その性能はいかに?ナンチャッテ自動車評論家、sazabinさんのインプレです。
なお、あくまで個人的観点なので気を悪くされたらすみません。
個人的評価ですが各項目については5段階で評価したいと思います😃 

 

試乗車:スズキ スイフトスポーツ
グレード:-

 

☆目次★

 

 ◆車種の基本情報

車種紹介

スズキが製造・販売しているハッチバック型コンパクトカーであるスイフトをベースとしてスポーティーモデルに仕上げたモデル。元々スイフトという名前は以前スズキで製造・販売していたカルタスの国外仕様車に使用されていた。

初代から当時のWRCの参戦カテゴリーの1つであるJWRCに参戦しており、そのイメージを引き継ぐスポーティーモデルとして生まれた背景がある。

現行型は数えて4代目となり、3台目では1.6リッターのエンジンだったのが1.4リッターターボとダウンサイジングされているのが1つの特徴。他にもミッションも6MTに多段化されたり、3代目ではCVTだったのを2代目以来のATに変更したり、といった特徴がある。そうした進化以外にも先代モデルと比べて70kgの軽量化を果たすことで運動性能や燃費にも貢献、車両販売価格に対するコストパフォーマンスが高いことでも人気のモデルとなっている。

グレード・価格

それぞれまとめるとこんな感じです。
とはいっても、スイフトスポーツのみに目を向けると実質はモノグレードで、メーカーOP扱いの「セーフティーパッケージ」や「全方位モニター用カメラパッケージ」を追加するか否か、という選び方になります。
(価格は全て税込み、100円以下切り捨てで記載、特別仕様車は除く)
 
スイフトスポーツ (1.4リッター ガソリンターボ仕様)税込価格〉
スイフトスポーツ 2WD(FF) 6速MT 187.0万円
スイフトスポーツ 2WD(FF) 6速AT 194.1万円

基本スペック・諸元

仕様毎の諸元
各項目

6MT仕様

6AT仕様

全長×全幅×全高
3,890×1,735×1,500 (mm)
3,890×1,735×1,500 (mm)

ホイール

ベース

2,450 (mm)
2,450 (mm)

トレッド

前/後

1,510/1,515 (mm)
1,510/1,515 (mm)
最低地上高
120 (mm)
120 (mm)

最小回転

半径

5.1 (m)
5.1 (m)
乗車定員
5名
5名
車両重量
970kg
990kg

 

エンジン諸元

各項目

6MT仕様

6AT仕様

最高出力
140ps(103kW)/5,500rpm
140ps(103kW)/3,750rpm

最大

トルク

23.4kg・m
(230N・m)/1,750rpm
23.4kg・m
(230N・m)/1,750rpm
種類
総排気量
1,371cc
1,371cc

燃料

容量

37リットル
37リットル
使用燃料
無鉛プレミアムガソリン
無鉛プレミアムガソリン
内径×行程
73.0mm×81.9mm
73.0mm×81.9mm
圧縮比
9.9
9.9
燃費 JC08モード
16.4km/L
16.2km/L

 

仕様毎足回り

各項目 6MT仕様 6AT仕様
サスペンション形式(前)
マクファーソン
ストラット式コイルスプリング
マクファーソン
ストラット式コイルスプリング
サスペンション形式(後)
コイルスプリング
コイルスプリング
ブレーキ形式(前)
べンチレーテッドディスク
べンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後)
ディスク
ディスク
タイヤサイズ
195/45R17
195/45R17

 

 ◆静的評価

エクステリア

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スズキ スイフトスポーツ <出展:https://kakaku.com/item/K0000318340/>

試乗車は黄色で、まさにスイフトスポーツのイメージカラー😃印象としてはこれまた正直に書くけど、現行型のデミオに似てない😅でした。特にフロントが。
でもここ最近のカーデザインはかなり複雑になってきてるので、拘ればその分似通う部分もあるのか
面白いのはリアドアのオープナーはCピラーと一体化してて、パット見わからなくなってるところ。このあたり、アルファロメオの156みたいでカッコいいですね😃
通常仕様のスイフトとは異なり、バンパーが専用デザインだったりリアスポイラーがついていたり、マフラーもデュアルでかなりスポティーさは溢れてます一丁やったるで!っていうクルマのやる気を感じます😃
ヘッドライトやテールライトには最近のクルマらしくLEDも使用されていて、ライトを付けるととてもシャープな印象です。

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スズキ スイフトスポーツ <出展:https://221616.com/car-topics/20170927-92432/>

 インテリア

評価対象項目★

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スズキ スイフトスポーツ <出展:https://www.goodspress.jp/reports/124396/2/>
大幅に向上した室内の質感☆

先代型やこれまでのスイフトって内装もどことなくプラスチッキーな感じがした気がしますが、このモデルからはメーター周りにメッキのリングを使ったり、質感も大分上がったように感じました😃
それ以上に印象に残ったのはそのスポーティーさ!というな、スポーツに特化してる、というと言い過ぎかもしれませんが、かなりドライバーをやる気にさせる印象

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スズキ スイフトスポーツ <出展:https://www.pinterest.jp/pin/729583208362275339/>
やる気にさせるスポーティームードは抜群!

ドライバー席正面左にはタコメーターが鎮座しますが、メーターリングとメーター自体は赤くなっていてこれまたやる気満点😁
正面右はスピードメーターですが速度計はなんと260kmまで刻まれてます。スポーツ仕様ならこういう装備、嬉しいですよね☆実際はそんなに出せないよ!とは思ってもね(笑)
正面にはターボのブースト圧が視覚的にわかるようなブースト計もついていて、かなりスポーティーです。
マルチインフォメーションディスプレイというらしいですが、ステアリングのボタンで色々情報を切り替えできますアクセル/ブレーキ操作の画面もあれば、パワーとトルクを表示したり、走行Gを表示させたりも可能です。
ペダルも始めからアルミペダル。
試乗車はマニュアルでしたが、チッと入るよりかはゴクッと入る印象。恐らくシフトリンケージはワイヤーかと思いますが、それで気持ちのいいシフトフィーリンです。シートもセミバケットタイプのスポーツシートが標準。勿論、SRSサイドエアバッグ付きです。ここでも赤いステッチが施されてり、スポーツを表現する演出は徹底してます(笑)😅後部座席は通常仕様のスイフト広さなどは変わらないため、大人四人が座れる実用的なもの。ですが、私みたく身体大きめな人にはやはり少し狭いかもしれません。
スポーツシートのため、いくらか圧迫感を感じる人もいるかもしれません。
トランクはフルの5人乗車時で265リットルの容量ゴルフバッグなどは少し厳しいかも? 

安全装備

(評価対象項目★) 

この辺りはさすがに最近のクルマらしく、オプションのセーフティーパッケージを付ければ、という前提にはなりますがレーダーを利用した自動ブレーキシステムや誤発進抑制装置、斜線逸脱警報や先行車発進お知らせの機能など、充実してます。ハイビームのアシストなども可能です。ABSやエアバッグ、シートベルトプリテンショナーは標準。中でエアバッグは運転席と助手席、サイド&カーテンエアバッグまでは標準です。あとはこの辺りは考え方次第ですが、ここまでスポーティーに振ってるわけで当然、社外パーツも色々出てくるだろうし、カスタムやチューニングのベースにもなるだろうことは容易に想像できるのですが、その辺りを取り付けると例えばレーダーの自動ブレーキなんかは作動しなくなる可能性もあり、予め用途を考えた上で選択した方が良さそうです🤔
ちなみに試乗中、路側帯の自転車を避けようと少し余裕持たせただけでも斜線逸脱の警報が鳴りました。ちょっと敏感過ぎかなー😅 

◆動的評価

快適性

走り出してまず感じたのはボディしっかりしてるな、という印象
足回りはどちらかというとやはり固め。とはいえハーシュネス(突き上げ感覚)はそこまで酷くないです。サスペンションがしっかり仕事してるなって印象

動力性能・感性性能

バイパスに出てアクセルを踏んでみるとなかなかの加速!ボディがコンパクトなのもあり、1.4リッターという感覚よりは2.0リッター車のNAに近い感覚です。
エクリプスクロスも同じように感じたけど、ボディはこちらの方がしっかりしてるかな?
また、軽いせいかノーズの入りもクイックで曲がる曲がる😊
あとはやっぱりなんと言ってもマニュアル!
ゴクッゴクッと入る感覚が気持ちよく、これはワインディングで走ってみたいなぁ、と感じました😃
ステアリングの重さも私は丁度良く感じました。
これはね、楽しいかなりスポーティーに振ってるから人を選ぶ?面はあるかもしれませんが、このクオリティで車両本体は200万を切りますし、中高年の方ならスポーツ走行の趣味用にオススメ出来ますし、若い方ならガンガン走れるいいクルマだと思います☺️

◆総合評価

個人的評価として、各項目に以下の様に点数を付けてみました。(ノ´∀`*)

※各点数は上記記述に基づいた主観的・個人的評価となります(笑)

 

 ・インテリア     :18/20点

 ・安全性能      :18/20点

 ・動力/感性性能:19/20点

 ・快適性能   :20/20点

 ・おススメ度  :18/20点

 

 ・合計点数  :93/100点

個人的評価ですが、100点満点中93点、かな(*´∀`)クルマ自体の素性はとてもいいと思います。
スズキがマジに仕上げてきてるのがよくわかるし、ドライブしてても本音で楽しいと言えるクルマです。
個人的には、多分このクラスだとデミオとかヴィッツ、フィットがライバルだと思うんですが、デミオしか乗ったことないからそこで比べると、なんと言うかな、多分サスペンションの味付けだったり、エンジン自体の特性だったりすると思うんですが、誤解を恐れずに言うとデミオディーゼルのマニュアルとかだともう少し紳士的というかジェントルマン。スイフトスポーツはもう少しヤンチャな感じがします。
勿論、どちらが良い悪いではなく乗り味の好みの問題なんですけど…スイフトスポーツの方がハンドリングがクイックなのかな?
クンッて曲がるのとじわりじわりと曲がるのと、って感じでしょうか。難しいな、伝えるの。😅
例えるとビーフカレーとポークカレーみたいな(笑)どちらも美味しいけど明らかに違うっていう感じ。
やっぱり試乗してみないとわからないこと、一杯ありますね😅
ちょっと今回のはどこまで伝わってるかわかりませんが、以上、インプレでしたー( *´艸`)

※あくまで主観的評価となります


※画像はインターネットからの転載です。